夫からのモラル・ハラスメントに悩んだり、離婚を選ぶ人も増えてきているようです。実際に結婚10年を迎えたわが家でも、夫のモラハラに悩んでいます。すぐに離婚できれば良いですが、子どもが小さいとそれが難しいのも事実。そこで夫がモラハラをするようになった原因を分析してみることにしました。

モラハラをするようになる原因はいくつかありますが、主に幼少期の育てられ方に問題があることが多いようで、夫もそのパターンではないかと思っています。

妻を全否定する夫

まずどんなモラハラを受けているかというと、容姿に始まり、性格、能力、学歴、仕事、家事、育児、家庭環境…と、思いつくであろうこと全てを否定したり、けなしたり。

唯一否定されないのは、運動や芸術面の話。否定されても相手が気にしないであろう分野は、否定しないのでしょう。逆に否定する項目は、「実はモラハラ加害者側も気にしたり、コンプレックスのある分野」であるのかもしれません。

対する筆者は、最初の頃は自分が悪いのかと落ち込んでいましたが、気が強いこともあり段々と言い合いをするように。言い返すものの、心の底では夫の言葉に傷付いています。そんな夫と10年暮らして観察した結果、3つの原因が考えられました。

親が完璧過ぎた

まず1つ目は、親からの過干渉が考えられます。夫の性格で以前から気になっていたのが、自分から「〇〇をしたい」ということがないことでした。どこに出かけたい、何をしたい、これがほしい、といった願望がほとんどないのです。