キレイな花が咲く庭に憧れながらも「手入れが大変そう」「シーズンごとに植え替えるのは面倒」と一歩踏み出せない人も多いことでしょう。そんなときは、一度根を張ると何年も花を咲かせる多年草を植えるのがおすすめ。
開花時期が違う植物をいくつか植えておけば、メンテナンスフリーなのに季節の花が咲く庭をつくることだってできます。
今回は、今が植えどきの花の中から夏をオシャレに彩る大人シックな多年草3種を参考価格とともにご紹介。育てやすい花ばかりですので、ぜひトライしてみてくださいね。
1. この記事で紹介する「夏の暑さに強い大人シックな多年草」
- モナルダ(タイマツバナ)
- ブルースター(オキシペタラム)
- エキナセア
育てやすいのはもちろん、暑さを感じさせない爽やかな色合いで、開花期が長い植物をセレクトしました。ぜひ夏のガーデニングにお役立てください。
記事の後半では「宿根草・多年草・一年草の違い」についても、わかりやすくお伝えします。
2. 初夏~秋ずっと「大人シックな花」が咲く!夏に強い多年草3選
2.1 モナルダ(タイマツバナ)
- 開花時期:初夏~秋
ハーブの一種であるモナルダは、暑い夏を凛とした姿で彩る花。炎を灯した松明(たいまつ)のような姿から「タイマツバナ」とも呼ばれています。
花色は清涼感のある紫や白、情熱的な赤や大人かわいいピンクなどがあり、いずれも柑橘類のベルガモットオレンジに似た甘い香りが楽しめるのも魅力です。咲いた花は切り花にして楽しむこともできますよ。
植え付け場所は、水はけと風通しのよい日なたがベスト。植えっぱなしでどんどん増えるので、広がりすぎたときは適度に株分けや抜き取りをしましょう。
※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)
2.2 ブルースター(オキシペタラム)
- 開花時期:初夏~秋
オキシペタラムは、星型をした青い小花を咲かせる植物。花の姿から「ブルースター」という名前でも親しまれています。
キュートな見た目とは逆に酷暑に強く、夏の庭を視覚的に涼しくしたいときにピッタリ。花が終わったあとは紡錘形の細長い実がなり、実が裂けるとふわふわした綿毛(種)が飛び出すというユニークな姿も楽しめます。
霜に当たると枯れてしまうことがあるのでマルチングをして霜が当たらない工夫をするか、鉢植えにして室内で冬越しさせましょう。オキシペタラムの液に触れるとかぶれることがあるため、お手入れの際は手袋をすると安心です。
※参考価格:300円~500円前後(3号ポット苗)
2.3 エキナセア
- 開花時期:初夏~秋
エキナセアは夏の太陽が大好きな花。花の中心部をグッと盛り上げ、スカートのように花びらを広げる愛らしい姿が魅力です。
ビタミンカラーやパステルカラーなど幅広い花色がありますが、大人シックな雰囲気にしたいときはライムグリーン×ピンクのグラデーションが美しい「グリーンツイスター」や、紫色の八重咲き種「ブルーベリーチーズケーキ」がおすすめ。
日当たりと水はけが良い場所に植えるとたくさんの花を咲かせてくれます。肥料はほとんど必要なく、暑さや西日にも強い、丈夫で育てやすい多年草です。
※参考価格:300円~700円前後(3号ポット苗)
3. 初夏~秋ずっと花咲く多年草でローメンテ&オシャレな庭づくり
一度植え付ければ、何年も開花が期待できるのが多年草の魅力。シーズンごとの植え替え作業が省けるのは、多忙な現代人にとって大きな魅力といえるでしょう。
とはいえ、水やりや花ガラ摘みなど最低限のお手入れは必要です。ぜひお気に入りの多年草をお迎えし、ローメンテナンスなのに季節の花が咲く、ステキな庭をつくってみてくださいね。
4. 【ガーデニング豆知識】宿根草・多年草・一年草の違いとは?
さいごに、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶ。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※園芸品種では常緑多年草を「宿根草」と表記する場合もあります。




