副業に興味を持っている会社員の方は、ぜひ副業を始めましょう。副収入を得られるという経済的なメリット以外にも、幅広い知識やスキルを習得できたり、新しい人脈を形成できたりするメリットも期待できます。
副業が本業に発展すれば、自分の好きな仕事で生涯現役を実現できます。職業選択の自由を具現化するためにも、副業は有用な手段です。
今回は、副業をしている人の割合や会社員が副業を始めるべき理由などを解説します。
1. 副業をしている人はまだ6.0%?意外と少ない現状
独立行政法人 労働政策研究・研修機構が2022年に行った調査によると、仕事をしている人のうち、副業をしている人の割合は6.0%でした(男性は5.1%、女性は7.4%)。
副業をしている方は少数にとどまります。実際に副業をしている方が、副業をする理由として多かった回答は「収入を増やしたいから」「1つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」で、それぞれ54.5%・38.2%でした。
次いで「自分が活躍できる場を広げたいから」の18.7%、「時間のゆとりがあるから」の15.8%となっています。
経済的な理由で、副業をしている方が多いことがわかる調査結果となっています。