いよいよ今週は年金支給日。6月支給分から2025年度の年金額が支給されます。
原則、6月4日~11日の期間は年金振込通知書が順次送付されており、自身の振込額を確認している方もいるでしょう。
増額となった2025年度の年金額ですが、一方で今年も物価は上昇しており、生活が苦しい方も多いと思います。
今回は2025年度の年金額と平均的な年金月額、また年金振込通知書の確認スケジュールをみていきましょう。
今年度の自身の年金額を確認し、家計や貯蓄などの予定をたてましょう。
1. 【2025年度】厚生年金と国民年金は1.9%増額へ!
厚生労働省の「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」の例によると、厚生年金と国民年金は令和6年度よりも増額されました。
令和6年度の国民年金と厚生年金の例は、以下のとおりです。
- 国民年金:6万8000円(満額)
- 厚生年金:22万8372円※
一方で、令和7年度は以下のとおりでした。
1.1 2025年度の厚生年金と国民年金
- 国民年金:6万9308円(満額)
- 厚生年金:23万2784円※
※男性の平均的な収入で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準。
国民年金はプラス1308円、厚生年金はプラス4412円という結果でした。