1.1 60歳時点の貯蓄額
- 100万円未満:30.0%
- 100〜300万円未満:15.8%
- 300〜500万円未満:4.2%
- 500〜1000万円未満:11.8%
- 1000〜1500万円未満:9.8%
- 1500〜2000万円未満:2.1%
- 2000〜2500万円未満:5.9%
- 2500〜3000万円未満:0.9%
- 3000〜5000万円未満:7.0%
- 5000万円〜1億円未満:5.7%
- 1億円以上:7.0%
一時期話題になった老後2000万円問題をクリアしている人は、全体の26.5%でした。
また、貯蓄額の平均値と中央値は以下のとおりです。
1.2 60歳時点の貯蓄額(平均値と中央値)
- 平均値:2460万円
- 中央値:475万円
平均値が2000万円を超えているので安心だと思った人もいるかもしれませんが、2023年の3454万円をピークに貯蓄額の平均値は右肩下がりで減少しています。
以下、その年の貯蓄額の平均値の推移です。
- 2021年:3026万円
- 2022年:3122万円
- 2023年:3454万円
- 2024年:2782万円
- 2025年:2460万円
この一因としては、近年の物価上昇により貯蓄を切り崩さないといけなかったケースがあったのではないかと考えられます。