公的年金の支給日は、偶数月の15日です。
ただし、15日が土日祝日となる場合、直前の平日が支給日になります。
なお、公的年金は「前月までの2カ月分」がまとめて支給されます。
年金は2025年度から増額改定され、支給日は6月13日となっていますが、どれくらい増えるのでしょうか。
本記事では、厚生労働省が公表した、2025年度の年金額の例を解説していきます。
2025年の年金支給日カレンダーや、【年金月額の一覧表】をもとに60歳代・70歳代・80歳代の年金額もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 【2025年度の年金額は+1.9%増】4月分からの年金が増える!
公的年金額は物価や賃金の変動を反映して、毎年見直しが行われます。2025年度の年金額は、2024年度から1.9%引き上げられます。
1.1 【2025年度】国民年金・厚生年金「年金額例」
- 国民年金(老齢基礎年金(満額))(※1):6万9308円
- 厚生年金:23万2784円(夫婦2人分)(※2)
※1 昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金の満額は月額6万9108円(対前年度比+1300円)
※2 厚生年金は「男性の平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45万5000円)」で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準