2025年5月14日、日経平均株価が▲0.14%の下落、TOPIXは▲0.32%の下落となりました。

今回は、銀行業業種に属する三井住友フィナンシャルグループ(8316)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. 三井住友フィナンシャルグループの株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、三井住友フィナンシャルグループの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):3,632円
  • 前日比:+2.08%
  • 始値:3,646円
  • 高値:3,674円
  • 安値:3,581円

三井住友フィナンシャルグループは2025年5月14日、3,646円で取引をスタートし、3,674円の高値、3,581円の安値を付け、結局3,632円で取引を終了しました。

  • 出来高:17,779,000株
  • 時価総額:14,108,306百万円
  • 売買代金:64,380百万円
  • PER(会社予想):12.26倍
  • PBR(実績ベース):0.93倍
  • 配当利回り:3.30%

その結果、三井住友フィナンシャルグループの株価は2025年5月14日、前日比+2.08%の上昇となりました。

出来高は17,779,000株で、発行済株式における割合は0.46%となりました。

2025年5月14日終値時点での配当利回りは、3.30%となりました。

なお、日経平均株価は▲0.14%の下落、TOPIXは▲0.32%の下落でした。

2. 2026年3月期の連結業績最終利益で10.4%増、実質増配も

三井住友フィナンシャルグループは2025年3月期の連結業績を発表しました。経常収益は前期比8.8%増の10兆1748億9400万円、経常利益は同17.3%増の1兆7194億8200万円、当期純利益は同22.3%増の1兆1779億9600万円となりました。

2026年3月期の連結業績は、当期純利益が前期比10.4%増の1兆3000億円となる見込みです。

株主還元については、2026年3月期の年間配当を136円とする方針です。2024年10月1日を効力発生日として実施された1株→3株の株式分割を考慮した実質配当では約11.5%の増配となります。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。