2. 「それにしてもでかい」あまりに大きなマンボウ
@raptorial_owletさんは当時の状況について、ポストに続く形で「波に洗われて横たわるのは、マンボウの仲間。この時点でマンボウの仲間というのはわかっていても、日本近海に複数いるマンボウ類のうちの何かはわからず」と説明しました。
続けて「それにしてもでかい。でかい動物の漂着は、過去オガワコマッコウとかオサガメなどと出会ったことはありますが、体感でそれより大きく感じました」と報告。
マンボウの発見後には、近隣の水族館に連絡を入れたとのことです。なお、発見したマンボウの種類については「標準和名マンボウで確定でした。」と明かしました。
3. 「打ち上げられたマンボウは初めて見た」などの声
「海で発見したマンボウ」の写真が投稿されると、ポストには多数のいいねが寄せられる大反響となりました。
コメント欄や引用欄には「価値のある岩石に見えました」「打ち上げられたマンボウを初めて見ました!デカい」「マンボウが打ち上げられてるのは珍しい気がする」といった驚きの声が続出。
そのほかにも「私も2022年に、熱海長浜海岸でマンボウを見ました」といった具合に、似た経験がある人からの声も寄せられ賑わっています。
なんじゃこりゃあっ! pic.twitter.com/v0GwCDb09g
— 理科教師とらふずく (@raptorial_owlet) May 6, 2025
4. 岩手県におけるマンボウ科の年間水揚げ金額を紹介
定置網によるマンボウ科の年間水揚金額について、2021年に公表された澤井悦郎氏による「2000–2020年の12県における定置網によるマンボウ科魚類の漁獲データ」をもとに紹介します。
岩手県の2000年から2020年のデータでは、マンボウ科の年間水揚金額の範囲は853万8160円から3597万1396円で、平均2298万372円となっています。
年間水揚金額を年間漁獲量で割った「岩手県における1kgあたりの年間単価」の範囲は204円から642円/kgで、平均377円/kgという結果でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「海に打ち上げられたマンボウ」を紹介しました。
投稿主の「@raptorial_owlet」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、生き物や自然に関する投稿をされています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
小野田 裕太