2. 繰下げ受給で年金受給額を増やせる
年金は通常65歳から受け取りを開始するため、65歳から再就職して厚生年金保険に加入した場合、基本的には年金を受け取りながら働くことになります。
ただし、年金の「繰下げ受給」を利用すれば年金の受給開始時期を66歳以降に遅らせることが可能です。最長75歳まで受取開始を遅らせることができ、受給開始時期を遅らせるほど、年間の年金受給額は高額になります。
そのため、65歳から再就職して10年間働く場合、繰下げ受給を利用して年金の受給開始時期を75歳にすれば、1年間あたり高額な年金を受け取ることが可能です。
できるだけ年間の年金受給額を増やしたい人は、繰下げ受給の利用を検討してみましょう。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。