一般財団法人 労務行政研究所の「東証プライム上場企業の 2025年夏季賞与・⼀時⾦(ボーナス)の妥結⽔準調査」によると、全産業114社ベースで 夏季賞与・一時金(ボーナス)の支給水準は86万2928円、前年同期比で3.8%増。

産業別にみると、製造業のうち「電気機器」は93万1911円(前年同期比4.7%増)、非製造業では「情報通信」90万7250円(前年同期比2.7%増)などとなっており、基本的には多くの産業で増加となっています。

ボーナスの時期に気になるのが自身の年収でしょう。自身の年収を確認することで、今後のキャリアを考えるきっかけの一つともなるものです。

今回は年代別の平均年収を全体・男性・女性別でご紹介します。

1. 男性の平均年収は569万円。女性の平均年収は?

国税庁が公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査」によれば、男性の平均年収は569万円でした。

一方、女性は316万円です。

男性と女性では平均年収に250万円ほど差がありますが、これは出産や子育てなどのライフイベントにより働き方をセーブしている人がいるなどが影響していると考えられます。

また、正社員と非正社員でも平均年収に差があります。

  • 正社員:530万3000円(対前年比1.3%増)
  • 非正社員:201万9000円(対前年比0.7%増)

どちらも前年比はプラスですが、300万円程度の差がある点には留意しておくとよいでしょう。