2. 野生のクジャクが生息している鹿児島県・硫黄島
野生のクジャクが目撃されたのは、鹿児島県三島村の離島・硫黄島。
鹿児島市からフェリーで約4時間の距離にある硫黄島は、周囲約19キロ、人口121人 (2019年8月1日時点)の小さな島です。投稿主の@Makinojiさんは全国各地の離島を巡っており、硫黄島にはゴールデンウィークの休暇で訪れたそうです。
そんな硫黄島には野生のクジャクが生息しており、島のいたるところをクジャクが闊歩しているのだとか。
@Makinojiさんのほかの投稿には、島内で空を飛ぶクジャクの写真も投稿されています。クジャクが空を飛ぶ姿は、動物園などでもなかなか見ることができない貴重な光景ではないでしょうか。
三島村の公式サイトによると、硫黄島に暮らすのはインドクジャクで、1970年代に行われたリゾート開発の際に持ち込まれたものが野生化。
現在は島民の数を超えるクジャクが生息しているらしく、@Makinojiさんも島で10羽以上のクジャクを目撃したそうです。
野生のクジャクが島を闊歩する様子が島中で見られるとは、非日常的な光景と言えるでしょう。しかし、島では野生のクジャクによる農作物の食害や小動物の捕食が問題になっているそうで、人と動物の共生の難しさを感じずにはいられません。
さすがガチ離島。野良クジャクが道を歩いてる。 pic.twitter.com/APIhmVKPen
— まきのじ (@Makinoji) May 2, 2025
3. 鹿児島県の2023年の観光消費額は2269億1800万円
鹿児島県の硫黄島で暮らすクジャクが話題となったことに関連し、ここからは鹿児島県の「観光消費額」を紹介します。
全国的に有名な温泉地である霧島温泉や指宿温泉のほか、屋久島や奄美大島などの離島も人気の鹿児島県。
鹿児島県が公表している「鹿児島県の観光の動向~鹿児島県観光統計~」によると、2023年の鹿児島県の延べ宿泊者数」は約815万人、延べ日帰り客数は約1246万人。観光消費額は2269億円で、前年比18.8%の増加でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている硫黄島の野生のクジャクを紹介しました。
参考資料
小野田 裕太