急落相場の中でソフトバンクGが逆行高! 日経平均株価は大幅続落

【東京株式市場】 2018年11月13日

株式市場の振り返り-日経平均株価は急落、一時▲785円安の全面安状態

2018年11月13日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,810円(▲459円、▲2.1%) 大幅反落
  • TOPIX 1,638.4(▲33.5、▲2.0%) 大幅3日続落
  • 東証マザーズ総合指数 958.7(▲7.1、▲0.7%) 続落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:230、値下がり銘柄数:1,846、変わらず:35
  • 値上がり業種数:0、値下がり業種数:33
  • 年初来高値更新銘柄数:7、年初来安値更新銘柄数:144

東証1部の出来高は16億987万株、売買代金は2兆8,253億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。米国株(NYダウ、ナスダック指数等)の急落を受けて、利益確定売りと見切り売りが急増しました。ただ、後場に入ってから冷静になった投資家が模様眺めに徹したため、売買代金は3兆円には届かずに終わっています。

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そのような中、日経平均株価は終日大幅マイナス圏での推移となりました。寄り付きから大幅安となり、前場の序盤には一時▲785円安まで売られ、21,500円を割り込む全面安の場面が見られました。その後は徐々に下げ幅を縮小しましたが、それも限定的に止まり、結局は終値で6日ぶりに22,000円を下回って引けています。

米国株の急落のみならず、大型IPOの発表に伴う需給環境悪化も一因になったと思われます。

なお、TOPIXも同じような値動きで急落となり、こちらは3日続落となりました。

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東証マザーズ総合指数は続落、売買代金は連日で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,375万株、売買代金は765億円となり、いずれも前日より減少しました。ここ数日は回復感が見られていた個人投資家の物色意欲が減退し、売買代金も1,000億円を大きく割り込むなど、連日の大台割れとなっています。

また、総合指数も続落となりましたが、下落率は大型株市場のような急落には至りませんでした。このまま1,000ポイント回復を目指すのか、引き続き個人投資家の物色意欲の回復が大きなカギになりそうです。

ソフトバンクGが大幅な逆行高、LIXILグループは5日連続で年初来安値更新

個別銘柄では、ファナック(6954)、信越化学工業(4063)、京セラ(6971)など多くの主力株が大幅下落となり、TDK(6762)と日東電工(6988)は急落して年初来安値を更新しました。

また、ハイテク株が総じて売られ、パナソニック(6752)やアルプス電気(6770)が年初来安値更新となっています。

さらに、LIXILグループ(5938)は5日連続で、SUBARU(7270)は4日連続で年初来安値を更新したことが目を引きました。

その他では、不動産投資の融資データ改ざんが表面化したTATERU(1435)が、前日に業績予想の下方修正を発表したことを受けてストップ安の暴落になったことも注目を集めたようです。

一方、傘下の携帯通信事業ソフトバンクの新規上場が正式決定したソフトバンクグループ(9984)が大幅な逆行高となり、KDDI(9433)やNTTドコモ(9437)も堅調に推移しました。

また、小売株ではユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)が値を上げて年初来高値を更新しています。その他では、ハイテク株が全面安に近い状況の中で、東証2部の東芝(6502)が一時+5%高に迫る急騰となったことが目を引きました。

新興市場では、ビリングシステム(3623)が▲20%超安の大暴落でストップ安となり、キャリア(6198)も暴落して年初来安値を更新しました。また、時価総額が最大のメルカリ(4385)は3日ぶりの反落となり、窪田製薬ホールディングス(4596)も反落となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。