2.2 お金が貯まらない人の特徴②:資産が一つの場所にまとめられている
「お金が貯まらない人」に共通する特徴として、資産が一つの場所にまとめられていることが多いようです。
一つの口座で全てを管理すると、総資産の残高は把握しやすいものの、生活費と貯蓄が混ざってしまい、収支の管理が難しくなります。
一方、「お金に愛される人」には、お金を複数の口座で管理する傾向があります。
例えば、用途別に口座を分けて、「生活費用口座」と「貯蓄口座」を別々に管理したり、給与を複数の口座に振り分けるなど、管理しやすい環境が整えられています。
まずは、金融機関を目的別に分けて、例えば「生活用口座」と「貯蓄用口座」など、それぞれの目的に応じた口座を設けると支出の管理がしやすくなります。
最近では、ほとんどの銀行で一人一口座の制限がありますが、ネット銀行は口座開設が簡単で、ATM手数料が低いことが多いため、貯蓄用口座に適しています。
また、複数の金融機関を利用したくない場合には、定期預金や安定運用できる金融商品を使って資産を分散する方法もあります。
「生活費」「貯金」「目的別のお金」など、それぞれに合った管理方法を考えてみましょう。