2. 「マジで絵にしか見えない」「脳バグる」「福田平八郎の『漣』みたい」と大反響

絵にしか見えない光景

絵にしか見えない光景

出所:@nu_gyakuten

絵にしか見えない風景写真が投稿されると、ポストには11万件を超えるいいねが寄せられる大反響となりました。

投稿には「絵じゃないの?」「絵だろ…?絵だよな…?」「マジで絵にしか見えない」「脳バグる」「写真にしか見えない絵の逆って存在したんだ」「モノクロにするとガチで絵でしかない」と驚いた人からのコメントが続出と寄せられています。

ほかにも、「川瀬巴水の版画みたいですね」「福田平八郎の『漣』に近い空気を感じます」「モチモチの木っぽい」「グスタフ・クリムト『アッター湖』(1900)と角度が近くて、波を光が美しく見せる画角なのかなと思いました」とさまざまな作品を連想する人も現れ、ポストは盛り上がっています。

ちなみに、投稿主の@nu_gyakutenさんによると、写真の撮影場所は神奈川県横浜市にある臨港鶴見橋とのこと。

@nu_gyakutenさんに写真を撮影した経緯も伺うと、「友達との散歩中に見つけて盛り上がりました」と教えてくれました。散歩中に何気なく撮影した一枚は、投稿を通じて多くの人の心をわしづかみにしたようですね。

3. 2023年の日本のアート市場の総売上高は6億8100万ドル

絵にしか見えない写真が話題となったことに関連し、ここからは日本のアート市場の規模を紹介します。

文化庁が行った調査分析レポート「The Japanese Art Market 2024」によると、2023年の日本のアート市場の総売上高は6億8100万ドル(946億5900万円*)と推定されます。

2023年のアジアのアート市場において日本のシェアは5%で、80%のシェアを誇る中国に次いでアジア第2位の市場となっています。

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「絵にしか見えない風景写真」を紹介しました。

参考資料

小野田 裕太