2. 給油口キャップを閉めずに走行するとどうなる?

ガソリンスタンドのイメージ

ガソリンスタンドのイメージ

出所:Hakase_/istockphoto.com

セルフ式のガソリンスタンドで頻発している、給油口キャップの紛失や閉め忘れ。給油口キャップなしで走行してしまった場合は一体どうなるのでしょうか。

まず考えられるのは、自動車の走行中の振動でガソリンが外に漏れ出してしまうこと。漏れ出したガソリンは塗装の剥げや腐食の原因になります。また、気化したガソリンが自動車の周辺に溜まると、タバコなどのわずかな火気で引火して爆発を引き起こす可能性も。

「うっかりミス」では済まされない大事故につながる可能性もあるので、給油口キャップの閉め忘れには注意したいですね。

最近の車種ではこういった閉め忘れを防ぐためにキャップと給油口がストラップでつながっていたり、キャップレスになっている車も多いようです。

また、投稿には「指差し確認で油種やキャップを確認する」「絶対に最後忘れるから給油口の内側のところに引っかけます」といった閉め忘れの対策も寄せられました。紛失や事故を避けるためにも、しっかり対策しておきたいですね。

3. 「ガソリン」の年間支出金額が高い都市は津市

ガソリンスタンドでの忘れ物が話題となったことに関連し、ここからは1世帯当たりの「ガソリン」の年間支出金額が高い都市を紹介します。

総務省統計局が公表した「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2022年(令和4年)~2024年(令和6年)平均)」によると、ガソリンの消費金額が最も高い都市は津市(三重県)で10万3125円。

次いで山口市(山口県)の10万1152円、鳥取市(鳥取県)の10万883円がランクインしており、全国平均は7万11円でした。

いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっている「給油口キャップの忘れ物」を紹介しました。

参考資料

小野田 裕太