1. 資産形成に回すお金を作る

当然ですが、まず資産形成に回すお金を作ることが重要です。借金をするのではなく、日々の収入を増やすか支出を抑えることで、資産形成に回す資金を用意しましょう。

いきなり収入を増やすことは難しいため、まずとりかかりたいのが固定費の削減です。固定費は一度削減できれば、継続して効果を見込めます。そのため、携帯料金や新聞代、保険料、アプリのサブスク料金などを確認しましょう。

特に、動画配信サービスなどは類似のサービスに複数契約している人も多いです。本当にそのサービスを契約する必要があるのかを、改めて考えてみてください。

2. 少額から始める

投資と聞くと、数十万円や数百万円が必要と勘違いしている人も多いです。

ただし、最近は多くの証券会社で月100円や月1000円から投資ができます。そのため、高額な資金がなくても資産形成を始めることが可能です。

また、いきなり高額な投資をすると、値下がりに耐えきれずに狼狽売りしてしまう人も少なくありません。まずは少額から始めて、徐々に投資に慣れていきましょう。

3. 毎月コツコツ積立を続ける

老後資産の用意など、長期的に資産を運用したい場合は積立投資がおすすめです。

積立投資とは、毎月同額を投資し続ける方法となります。積立投資をすることで、価格が下がっているときには多くの口数を、価格が上がっているときには少ない口数を購入でき、結果的に購入価格を平準化できるメリットがあります。

毎月コツコツ積立を続ける

毎月コツコツ積立を続ける

出所:金融庁「NISA早わかりガイドブック」

一度設定すれば、自動で積立ができる証券会社も多いので、ぜひ設定しましょう。

4. 投資対象を分散する

投資対象を分散するのも、資産形成のコツです。

投資先を1つの銘柄に集中すると、その銘柄の価格が暴落した際に自分の資産も大きく減少してしまいます。一方で、投資先を100銘柄に分散しておけば、1銘柄の暴落による影響は少ないです。

投資信託を1本購入すれば、数百・数千といった銘柄に投資できます。そのため、手軽に分散投資をしたい人は、投資信託の購入も検討してみてください。