2025年2月13日に金融庁から公表された「NISA口座の利用状況調査(2024年12月末時点(速報値)」によると、2024年12月末時点でのNISA口座数は約2560万口座、新規の年間買付額は約17兆4485億円です。
口座数は約2508万口座、買付額は約13兆7816億円だった2024年9月末と比較すると、口座数も買付額も増え、資産形成を始める人が増えてきているとわかります。
新NISAを活用して積立投資をすると、10年後、20年後、30年後にどのくらいの金額になるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、新NISAのしくみや、毎月5万円積立投資をした場合の資産額シミュレーションを期間と想定利回り別に紹介します。
1. 新NISAは運用益が非課税
通常、株式や投資信託などの金融商品に投資すると、売却して得た利益や配当に対し、20.315%の税金がかかります。
一方、新NISAで投資した場合、金融商品から得られる運用益は非課税です。
ただし、新NISAで投資できる金額には上限があります。