2. 保険料はどう決まる?【2025年度版】

後期高齢者医療制度の保険料は、「均等割額」と前年の所得に応じて決まる「所得割額」の合計額となります。

いずれも都道府県によって異なるため、居住地によって保険料が異なるのが一般的です。

2.1 後期高齢保険料の均等割額

均等割額は、後期高齢者医療制度に加入するすべての人が原則として均等の金額を負担するものです。

2025年度の均等割額は、お住まいの都道府県や市町村によって異なりますが、全国平均で見ると5万389円となる見込みです。

ただし、所得の低い方には、均等割額の軽減措置があります。世帯の所得に応じて、2割、5割、7割が軽減されます。

2.2 後期高齢保険料の所得割額

所得割額は、前年の所得に応じて計算されます。

2025年度の所得割率は、全国平均で10.21%です。

ここまで後期高齢者医療制度の保険料負担について見ていきました。

次章では、自己負担割合に注目していきます。