3. 計画的に貯蓄していれば良かった
老後の家計収支の赤字を埋めるためには、一定額の貯蓄が必要です。
老後生活に必要な貯蓄が不足している人の多くは、もっと計画的に貯蓄をしていれば良かったと後悔しているでしょう。
教育費や住宅ローンに追われて老後資金の準備まで手が回らなかったという人もいますが、老後の必要資金がわからないため、計画的に貯蓄できなかった人もいます。
目標を設定して、長い期間をかけて計画的に貯蓄しなければ、老後資金の準備は難しいでしょう。
また、もっと効率的に資産運用してお金を増やせたら良かったと考えている人もいます。
第2次安倍内閣のアベノミクス政策により2013年から株価は大きく上昇しています。
低金利が続いた貯金ではなく、投資信託や株式投資で資産運用していれば貯蓄額は大幅に増えたかもしれません。iDeCoやNISAを活用していなければ、税制上の優遇措置も受けられていません。
4. 定年後も仕事ができるスキルを身に着けておけば良かった
定年後の転職は、簡単ではありません。
IT技術の進展や経済状況の急激な変化により、企業が求めるスキルや専門知識も変化しているからです。転職を目指すなら、専門性を磨いたり、新しいスキルを修得したりすることも大切です。
定年後の転職を具体的にイメージできない場合、再雇用制度の利用も検討してみましょう。
仕事があまり変わらないのに給与が大幅にダウンするという不満も聞かれますが、転職先が見つからない、新しい仕事についていけない、などのリスクを回避できます。