2025年6月13日は、2カ月に1度の公的年金の支給日です。
この日、現代のシニア世代は月額どのくらいの年金を受給していると思いますか?
年金額は個人で異なるものですが、平均額や個人差などを見ると驚くかもしれません。
少子化が加速する一方で、日本の平均寿命は年々延びています。働く世代が減り、年金を受給する世代が増えれば、将来的に年金が減らされるのではないかという不安が強くなってしまいますね。
しかし、現役世代の方々は、これから老後に向けてさまざまな対策をとることができます。
本記事で、シニア世代の暮らしぶりを「生活費・貯蓄額・年金額」のデータから見ていきましょう。リアルな年金暮らしをイメージして、ご自身の老後対策にご活用いただければと思います。
1. 日本の平均寿命は男性81歳・女性87歳
日本の平均寿命は年々延びています。厚生労働省の推計によると、いまから25年後の2050年には、女性の平均寿命が90.05歳になるとされています。
現役を引退したあとの、いわゆる「老後」が長くなるわけです。
ここでふと頭に「お金は大丈夫だろうか」と思い浮かんだ方は少なくないでしょう。
未来のことはハッキリとわからないため、常に最新の情報を入手し、老後に向けた資産形成プランを見直していく必要があります。
次章では、いまのシニア世代の暮らしぶりを把握すべく「ひと月の生活費」をご紹介していきます。