2. 6月13日に支給される年金は「4月分と5月分」
公的年金は「偶数月の15日」に2か月分がまとめて支給される仕組みになっています。
したがって、6月13日（※）に振り込まれるのは、4月分と5月分の年金です。
厚生労働省が示した2025年度の年金額の一例は、以下の通りです。
※15日が土日祝日の場合、直前の平日に前倒しされます。
2.1 2025年度の「国民年金と厚生年金」の年金額例
- 国民年金（老齢基礎年金（満額））：6万9308円（1人分※）
- 厚生年金：23万2784円（夫婦2人分）
※昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金（満額1人分）は、月額6万9108円（対前年度比＋1300円）です。
夫婦2人分の厚生年金の支給額は月額で23万2784円となっており、これが2か月分まとめて支給されるため、6月の年金支給額は約46万円になります。
とはいえ、ここで注目したいのが「標準的」という表現です。
では、どのような条件の夫婦世帯がこの「標準的な年金額」を受給できるのでしょうか。
