2025年4月11日、日経平均株価が▲2.96%の下落、TOPIXは▲2.85%の下落となりました。

今回は、小売業業種に属するイオン(8267)の株価や時価総額といった市況を振り返るほか、終盤では基本的な会社の概要や、株式投資の用語なども解説します。

それでは、見ていきましょう。

1. イオンの株式取引概況(株価・時価総額など)。毎日の動向をチェック!

それではまず、イオンの株式取引概況を見ていきましょう。株価や時価総額はどうなり、どのくらいの売買が行われたのでしょうか。

  • 株価(終値):4,094円
  • 前日比:+2.09%
  • 始値:3,940円
  • 高値:4,129円<年初来高値>
  • 安値:3,940円

イオンは2025年4月11日、3,940円で取引をスタートし、4,129円の年初来高値、3,940円の安値を付け、結局4,094円で取引を終了しました。

  • 出来高:5,108,700株
  • 時価総額:3,569,659百万円
  • 売買代金:20,677百万円
  • PER(会社予想):123.02倍
  • PBR(実績ベース):3.63倍
  • 配当利回り:0.98%

その結果、イオンの株価は2025年4月11日、前日比+2.09%の上昇となりました。

出来高は5,108,700株で、発行済株式における割合は0.59%となりました。

2025年4月11日終値時点での配当利回りは、0.98%となりました。

なお、日経平均株価は▲2.96%の下落、TOPIXは▲2.85%の下落でした。

2. イオンは2025年2月期の連結決算を発表、増収減益に

イオンは同日、2025年2月期の連結決算を発表しました。売上高は前期比6.1%増の10兆1348億7700万円、営業利益が同5.2%減の2377億4700万円、経常利益が同5.6%減の2242億2300万円、当期純利益が同35.6%減の287億8300万円と、増収ながら減益となりました。

同時に2026年2月期の連結業績予想も公表しました。売上高は前期比3.6%増の10兆5000億万円、営業利益が同13.6%増の2700億円、経常利益が同11.5%増の2500億円、当期純利益が同39.0%増の400億円となる見込みです。

それでは次のページで、今回ご紹介した企業の基礎的な会社概要や、時価総額や出来高といった株式投資の基礎用語などを振り返っていきます。