7. 物価高が老後起こる可能性も考えて対策を
今回は年金制度や受けとれる年金額例について解説してきました。
年金制度が破綻する可能性は考えにくいですが、将来受給できる金額が減る可能性はあります。
また、昨今のように物価高が老後起こる可能性も考えられます。
そのため年金だけで老後生活を考えるのがリスクとなりますので、自分自身での老後資金準備は必要不可欠と言えそうです。
資産運用で準備するとしても、貯める目標額は人それぞれ異なると思いますので、選ぶべき方法も違ってきます。
「周りと同じ方法で準備すれば大丈夫」といったことはございませんので、自分専用の資産運用プランを考えてみてはいかがでしょうか。
まずは、年金見込み額などを確認して、自身の公的年金状況の確認もしてみましょう。
参考資料
奥野 友貴
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/証券外務員一種/FP2級/元銀行員
関西学院大学商学部卒業後、株式会社池田泉州銀行に入行。投資信託、保険商品、ファンドラップの販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事。シニア世代から現役世代まで幅広い年齢層の顧客のコンサルティング業務を経験。一種外務員資格(証券外務員一種)、FP2級を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
東京女子大学哲学科卒業後、野村證券株式会社に入社。国内外株式や債券、投資信託、保険商品などの提案・販売を通じ、主に個人顧客や富裕層向けの資産運用コンサルティング業務に従事。特に株式や債券、投資信託の提案を得意とし、顧客ニーズやライフプランに寄り添った提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、雇用、退職金、貯蓄、資産運用、新NISA、キャリアなどをテーマに編集・執筆を行う。3児のひとり親であり中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年9月4日更新)。