皆さんはどのような老後を思い描いているでしょうか。

趣味を楽しみながらゆとりある生活を送りたい方もいれば、最低限の生活ができれば十分と考える方もいるでしょう。

理想の生活スタイルが人それぞれ違うように、必要となる老後資金の額も人によって異なります。

老後の主な収入源は年金です。年金は生涯にわたって受け取れる制度ですが、年金額は毎年度見直されるため、将来の収入を見通すのは簡単ではありません。

近年は収入が少なく、住民税が非課税となる世帯も増加しています。

現在、そうした住民税非課税世帯を対象にした給付金が進められていることをご存知でしょうか。今回は、その給付金の内容や対象となる要件について解説していきます。

1. 住民税非課税世帯が対象《3万円給付金》の概要

2024年度の補正予算には、物価高騰の影響を受けやすい低所得者世帯、特に住民税非課税世帯を対象とした給付金が含まれています。

この給付金は一世帯あたり3万円が支給され、さらに子育て世帯には子ども一人につき2万円が加算されます。

例えば、「夫婦+対象となる子ども3人」の世帯であれば、支給額は合計9万円です。

給付作業は5月現在、各自治体で進行中です。

【ご注意】給付金の申請方法や給付までのスケジュール、細かい支給要件などは市区町村により異なります。お住まいの自治体の最新情報を、ホームページや広報紙などでご確認ください。LIMOでは個別のお問い合わせへのお答えはいたしかねます。