5. 【よくある疑問】75歳になったら後期高齢者医療制度に自動で切り替わるの?
後期高齢者医療制度について紹介してきましたが、実際の手続きについて不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
75歳の誕生日を迎えると、医療保険は自動的に後期高齢者医療制度へ移行します。この際、特別な手続きは不要です。
多くの自治体では、誕生日の前月に新しい被保険者証や資格確認書が郵送されます。例えば、大阪市では、昭和24年12月1日以前生まれの方には誕生日の前月に被保険者証を、昭和24年12月2日以降生まれの方には資格確認書を送付しています。
以下ではQ&A形式でわかりやすく後期高齢者医療制度の手続きをご紹介します。
5.1 Q&A形式での詳細解説
Q1: 75歳になると、医療保険は自動的に後期高齢者医療制度に切り替わるのですか?
A1: はい、75歳の誕生日当日から自動的に後期高齢者医療制度の対象となります。特別な手続きは必要ありません。
Q2: 新しい被保険者証や資格確認書はいつ届きますか?
A2: 多くの自治体では、75歳の誕生日の前月に新しい被保険者証や資格確認書を郵送します。例えば、大阪市では誕生日の前月までに被保険者証または資格確認書が郵送されます。 詳しくは、お住まいの自治体にご確認ください。
Q3: 現在の健康保険証はいつまで使用できますか?
A3: 現在お持ちの健康保険証は、75歳の誕生日の前日まで使用可能です。誕生日当日からは、新しい被保険者証または資格確認書を使用してください。
Q4: 保険料の納入通知書はいつ届きますか?
A4: 基本的には、75歳になる月の翌月中旬に保険料納入通知書が届きます。ただし、月の上旬に75歳の誕生日を迎えた場合は、誕生月の中旬に届くこともあります。
Q5: 75歳以降の医療費の窓口負担割合はどうなりますか?
A5: 通常、75歳以上の方の医療費の窓口負担割合は1割です。ただし、一定以上の所得がある場合は、2割または3割となることがあります。具体的な負担割合については、新しい被保険者証に記載されていますので、ご確認ください。
Q6: マイナンバーカードを健康保険証として利用できますか?
A6: はい、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」の制度があります。利用登録を行うことで、医療機関での受付がスムーズになります。詳細はお住まいの自治体の公式サイトをご確認ください。
Q7: 住所変更や転出入の際にはどのような手続きが必要ですか?
A7: 他の市区町村へ転出する場合、被保険者証または資格確認書の返還が必要です。転入した場合は、新しい住所地の市区町村での手続きが必要となります。詳細はお住まいの自治体の公式サイトをご確認ください。