川崎重工が暴落、三菱重工も大幅安! 日経平均株価は3日ぶり反発

【東京株式市場】 2018年10月22日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反発、一時▲260円安から切り返す

2018年10月22日(月)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,614円(+82円、+0.4%) 3日ぶり反発
  • TOPIX 1,695.3(+2.4、+0.2%) 3日ぶり反発
  • 東証マザーズ総合指数 981.3(+0.5、+0.1%) 3日ぶり反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,216、値下がり銘柄数:792、変わらず:100
  • 値上がり業種数:23、値下がり業種数:10
  • 年初来高値更新銘柄数:12、年初来安値更新銘柄数:159

東証1部の出来高は11億3,506万株、売買代金は2兆1,009億円(概算)となり、いずれも先週末より減少しました。米ロの軍事問題再発など、週末に報道された様々なニュースを消化できず、模様眺めムードが強まりました。ただ、売買代金はかろうじて2兆円台を維持しています。

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そのような中、日経平均株価は週初としては荒い値動きとなりました。寄り付きから安く推移し、前場の序盤には一時▲260円安まで売られる場面が見られました。しかし、そこから急速に下げ幅を縮小してプラス圏に浮上し、後場の序盤には一時+140円高まで急反発しています。その後は上値が重くなりましたが、3日ぶりの反発で終わりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりましたが、上昇率は日経平均株価より小さくなっています。これは、大型株への買い戻しが優勢だったことを示唆していると言えましょう。

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東証マザーズ総合指数は3日ぶり反発、売買代金は7日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,861万株、売買代金は673億円となりました。出来高は先週末より小幅増加となりましたが、売買代金は減少しています。新興市場では個人投資家の様子見スタンスが続き、売買代金は7日連続で1,000億円を下回る低調な商いとなっています。

ただ、総合指数はわずかに上昇し、3日ぶりの反発となりました。1,000ポイント回復に時間を要していますが、今後は個人投資家の物色意欲の回復が大きなカギになりそうです。

資生堂が一時+5%高に迫る急騰、業績下方修正の川崎重工は一時▲10%超安の暴落

個別銘柄では、資生堂(4911)が一時+5%高に迫る急騰となり、東京エレクトロン(8035)、日東電工(6988)、NTTデータ(9613)なども大幅上昇となりました。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)など金融株が小幅上昇となり、花王(4452)も堅調に推移して引けています。

その他では、村田製作所(6981)、ニコン(7731)、NEC(6701)などハイテク株の一角や、ホンダ(7267)、いすゞ自動車(7202)など自動車株の一角が買い戻されましたが、限定的に止まったと見られます。

一方、ハイテク株に対する売りが優勢となり、日立製作所(6501)、日本電産(6594)、パナソニック(6752)、シャープ(6753)、ルネサスエレクトロニクス(6723)が年初来安値を更新しました。

また、先週末に通期業績予想の下方修正を発表した川崎重工(7012)が一時▲10%超安の暴落となって年初来安値を更新し、航空機事業で海外の競合他社から提訴された三菱重工(7011)も大幅安となっています。

その他では、先週末にデータ改ざんの免震・制震オイルダンパーの納入先(一部)を公表したKYB(7242)が一時▲10%安に迫る暴落となり、3日連続の年初来安値更新となったのが目を引きました。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が取引時間中に連日の年初来安値更新となりましたが、終値は反発しました。なお、時価総額が最大のメルカリ(4385)は小幅下落となり、3日続落で引けています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。