2. 「貯蓄上手 VS 貯蓄下手」違いが分かる行動3選
貯蓄上手な人には、実はある共通した特徴があります。
ここからは、筆者が銀行員としての経験で見た貯蓄上手な人のやりがちな行動と、その改善ポイントを紹介していきます。
2.1 「貯蓄上手 VS 貯蓄下手」違いが分かる行動(その1):毎月の「固定貯蓄額」を先取りで確保する
貯蓄下手な人は、毎月の手元に残った分を貯金しようとするため、気づけば使い切ってしまうことも珍しくありません。
そこで効果的なのが、「先取り貯蓄」です。給料が振り込まれたら、まず一定額を貯蓄用の口座に移し、それ以外の金額で生活するという方法です。自動積立機能を活用すると、手間をかけずに習慣化することができ、貯蓄が継続しやすくなります。
貯蓄が上手な人の多くは、「余ったお金を貯金する」のではなく、「貯蓄を最優先にする」という習慣を持っています。貯蓄の目的を明確にしておくと、貯蓄のモチベーションが維持しやすくなると話していた方が多くいました。
2.2 「貯蓄上手 VS 貯蓄下手」違いが分かる行動(その2):お金の「マイルール」を持っている
貯蓄下手な人は、日々「何となく」お金を使ってしまうことが多く、気づかないうちに出費が増え、貯蓄が思うように進みません。
貯蓄ができる人は、お金の使い方に一貫したルールを持っていることが多いです。
たとえば、「1万円以上の買い物は3日考える」「衝動買いは月に1回まで」「外食は週2回まで」といったマイルールを設定すると、無駄な支出を減らしやすくなります。
これは節約のためだけでなく、自分にとって本当に価値のあるものは何かに向き合うことができる効果もあります。