4. 物価は上昇予想で年金額も上昇すると考えられるが目減りの可能性も
日本の物価は、今後も上昇すると予想されています。
2025年2月に公表された日本銀行「わが国の経済・物価情勢と金融政策-宮城県金融経済懇談会における挨拶要旨-」の資料によると、生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)は2025年度は+2.4%、2026年は+2.0%となっています。
あくまで現段階の予想ですが、上記によれば物価が上昇した場合には年金額も上昇すると考えられます。
ただし、少子高齢化の日本においてはマクロ経済スライドの調整もあり、実質的には目減りとなる場合もあるでしょう。
目減りとなった分は自身でねん出する必要があり、貯蓄を切り崩すなどの必要があります。
電気やスマホプランの見直しで固定費を抑えて節約することは重要ですが、限度もありますよね。
今後の物価上昇も考え、まずは上記以外にもガス代や保険、サブスクの見直しなど、固定費でできる節約はしたいところ。
また、貯蓄に関しても現代はさまざまな方法で備えていく選択肢が増えていますから、情報収集をして定期的に貯蓄したり、リスクはありますが運用などで貯蓄を増やしたりする方法も検討されるといいでしょう。
参考資料
宮野 茉莉子