9. まとめにかえて

今回ご紹介したように、2025年度の年金額は1.9%の増額となります。

ただし、「マクロ経済スライド」の適用により、引き上げ率は賃金の伸びよりも低く抑えられている点には注意が必要です。

また、本記事で紹介した年金額はあくまでも平均額であるとともに、各種税金や社会保険料が差し引かれる前の金額であることを理解しておきましょう。

公的年金だけで老後の生活を支えるのは難しいと考えられるため、長期的な視点でマネープランを立てることが重要です。

参考資料

加藤 聖人