6. 【年金の基本】本人が年金の相談に行けないとき、どうする？
年金受給に関して疑問や不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ここでは、最低限知っておきたい「年金についての基本」を説明します。
6.1 Q 家族や友人が代わりに相談に行けますか？
→A 本人が年金の相談に行けない場合、家族や友人が代わりに相談することは可能です！
代理の方が相談に行く際には、以下の書類が必要です。
- 本人の委任状：日本年金機構のウェブサイトから「年金相談・手続き委任状」をダウンロードできます。
- 代理人の方の本人確認ができる書類：運転免許証、パスポートなど。
ただし、個人情報を含む年金相談には、本人（委任者）の基礎年金番号が必要です。
7. まとめにかえて
本記事では、住民税非課税世帯に対する3万円給付や、住民税が非課税になる要件について確認してきました。
給付金の支給要件に該当する場合は、自治体によっては申請が必要な場合もありますので、最新の情報を自治体ホームページなどで確認しておきましょう。
このような給付金制度はありがたい存在ですが、この制度が今後も続くとは限りません。国の支援制度に頼らず、自力で生活資金を蓄えていけるように工夫していくことが大切です。
日頃から無駄な出費を抑えつつ、効率よく貯めていけるように資産運用なども活用して、老後への資金を用意していきたいですね。
※対象世帯、支給要件、申請期限、申請方法は自治体によって異なります。LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
参考資料
- 内閣府特命担当⼤⾂（経済財政政策）「国⺠の安⼼・安全と持続的な成⻑に向けた総合経済対策」
- 総務省「個人住民税」
- 札幌市「個人市民税」
- 厚生労働省「令和5年国民生活基礎調査」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 日本年金機構「年金Q&A （年金相談）」
- 日本年金機構「年金相談や手続きを代理人に委任するとき」
川勝 隆登
