1.2 女性の国民年金の月額はいくら?

現役時代に厚生年金に一度も加入したことがない自営業者や農業者、専業主婦などは老後に国民年金のみを受給します。

国民年金は一律の保険料(年度ごとに改定あり)を納付し、この納付済月数により年金額が計算されるため、厚生年金ほどの大きな個人差は生じにくいです。

国民年金:月額階級ごとの受給権者数グラフ(女性)

国民年金:月額階級ごとの受給権者数グラフ(女性)

出所:厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成

【女性の国民年金】年金月額階級ごとの受給権者数(合計:1902万1113人)

  • 1万円未満:4万7288人
  • 1万円以上~2万円未満:19万6284人
  • 2万円以上~3万円未満:59万7086人
  • 3万円以上~4万円未満:177万9176人
  • 4万円以上~5万円未満:305万1179人
  • 5万円以上~6万円未満:459万5984人
  • 6万円以上~7万円未満:700万8361人
  • 7万円以上~:174万5755人

女性の国民年金の平均月額は「5万5777円」です。ボリュームゾーンは平均を少し上回る6万円以上~7万円未満となっています。

年度ごとに保険料や年金額が見直されているため単純に比較はできませんが、2025年度の国民年金(68歳以下の新規裁定者)の満額は月額6万9308円ですので、満額近い年金を受給する人が多いと考えて良いでしょう。

ここまで、女性にしぼって老齢年金の受給額を確認してきましたが、冒頭で申し上げたとおり男女差も見られます。

次章では、年金受給額に見られる男女差を見ていきましょう。