高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2024年度にLIMOメルマガ会員に実施した「奨学金」アンケート結果もご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2025年4月・5月締め切りの給付型の奨学金」2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが7日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・5月9日締め切りの奨学金】公益財団法人国際医学教育財団 「公益財団法人国際医学教育財団奨学生(2025年度)」

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奨学金

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国際医学教育財団は「医学・医学検査・研究・教育に関わる有能な人材を育成するために必要な事業を行い、もって高度医療社会に寄与することを目的とする」公益財団法人として、奨学金事業を行っています。

1.1 【返済不要・5月9日締め切りの奨学金】公益財団法人国際医学教育財団 「公益財団法人国際医学教育財団奨学生(2025年度)」

【対象の課程】大学,専修学校,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】2025年3月1日(金)から2025年5月9日(金)まで(消印有効)

【支給人数】8名を予定

【支給金額/人】年額30万円

【支給期間】2025年4月1日から2026年3月31日まで

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】可能(他の奨学金との併給は支障ありません)

【専攻分野】医学・薬学・看護・介護

【専攻分野の詳細】大学、大学院、専門学校    

【資格・条件】
(1) 公の機関から設置認可されている日本国内外の医学・薬学・看護・介護等の大学、大学院及び専門学校等の教育機関に 2025 年度、在籍されている方とします。尚、過年度、応募頂いた方でも、今年度、前述の定義に適合する場合は応募可能です。卒業準備・国家試験等で多忙な最終年次の方や実習の増える年次の方もご応募の対象です。
(2) 当財団と直接の利害関係のない方とします。(誓約書の提出が必要です。) 

【募集団体】公益財団法人国際医学教育財団

【奨学金概要】 公益財団法人国際医学教育財団 2025 年度奨学生募集要項

2. 【返済不要・4月22日締め切りの奨学金】公益財団法人日本証券奨学財団「日本証券奨学財団奨学金(2025年度)」

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奨学金

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公益財団法人日本証券奨学財団では、 「いかなる制約を受けず、義務を負わない奨学金」であることを特色とし、1973年7月の設立以来50年間で、これまで約4000名の奨学生を輩出してきました。

2.1 【返済不要・4月22日締め切りの奨学金】公益財団法人日本証券奨学財団「日本証券奨学財団奨学金(2025年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】

【申込み期間】入学後(2025年4月1日~4月22日)

【支給人数】60人(大学及び大学院から計60名程度)

【支給金額/人】198万円 月額45,000円(自宅外通学者は55,000円)

【支給期間】学部或いは各課程の最短修業年限

【成績制限】

【所得制限】

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】不可
本財団の奨学生に採用された後に他の奨学金等を受給することとなった場合は、併給にあたる期間の奨学金を本財団に返還のうえ、本財団の奨学金は辞退していただきます

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】学部2年生・修士・専門職学位課程1年生・博士課程1年生    

【資格・条件】本財団の求める人物像に適う者であり、以下の(1)から(3)に該当する者であって、家庭環境を考慮し学資の援助をすることが必要である者とします

(1)本財団が指定する大学に在籍する学部 2 年生、修士・専門職学位課程 1 年生又は博士課程 1 年生であって、本年 4 月 1 日現在において、学部生 22 歳以下、修士・専門職学位課程生 25 歳以下、博士課程生 28 歳以下である者
(2)(1)を満たし、指定大学※からの推薦を受けた者※ 指定大学については財団ホームページをご確認ください
(3)他の奨学金等(日本学生支援機構の貸与型奨学金及び所属大学・大学院による授業料免除或いは授業料免除に相当する奨学金等を除く 以下同じ)を受給又は応募(予定を含む)していない者他の奨学金等の受給又は応募(予定を含む)及び授業料免除相当との判断については、所属大学へ確認を受けることが必要です
(注)本財団の奨学生に採用された後に他の奨学金等を受給することとなった場合は、併給にあたる期間の奨学金を本財団に返還のうえ、本財団の奨学金は辞退していただきます。

【募集団体】公益財団法人日本証券奨学財団

【奨学金概要】 2025 年度奨学生募集要項


いかがでしたでしょうか。

2025年4月・5月に締め切りがありますが、まだまだこれから応募可能な「もらえる」給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【奨学金アンケート】奨学金のイメージ「借金」を選んだ人は66%

くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員に「奨学金に関するアンケート調査」をおこないました。まずは「奨学金のイメージ」について伺った結果です。

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出所:LIMO編集部作成

3.1 「奨学金」に対するイメージは?

  • 借金:66.1%(158人)
  • 制度が煩雑:19.7%(47人)
  • 利用するための条件が厳しそう:33.9%(81人)
  • 奨学金を利用することで、家計の負担を軽減できる:42.3%(101人)
  • 奨学金を利用することで、学生自身が学びを続けられる:38.9%(93人)
  • そもそもよくわからない:7.5%(18人)

※アンケート回答数:239件

最も多いのは「借金(158名)」で、全体の約66%を占めました。

現在では返済不要の「給付型奨学金」なども徐々に増えつつありますが、まだまだ「学校に行くために借りるお金」というイメージを持つ人がまだまだ多いことが伺えます。

また、「奨学金の返済に苦労している人が多い」といったメディアなどの影響も、ネガティブな印象につながっていると考えられます。

一方で「奨学金を借りることで、家計の負担を軽減できる(101人)」「奨学金を利用することで、学生自身が学びを続けられる(93人)」と答えた人も全体の4割前後と多くいました。

学生自身も、また保護者も、経済的な理由で高等教育を諦めることがないように設けられている制度という認識をしている人は一定数いることがわかります。

4. 「奨学金」の利用を検討したことがある人は44.7%、実際に利用したのは全体の36%

次に「奨学金の利用を検討したことがあるかどうか」について聞いてみました。

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出所:LIMO編集部作成

4.1 「奨学金」の利用を検討したことはありますか?

  • 検討したことがある:44.8%(107人)
  • 検討したことがない:55.2%(132人)

※アンケート回答数:239件

「奨学金」の利用を検討したことがない人の割合が、検討したことがある人の割合をやや上回りましたが、大きな差はないことがわかります。

奨学金が、高等教育を受けるにあたって、学費の捻出方法として身近なものとして考えられていることが伺えました。

では、「奨学金」の利用を検討した人のうち、実際に利用するまでに至った人はどのくらいいるのでしょうか?

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出所:LIMO編集部作成

4.2 (奨学金の利用を検討した人のうち)実際に「奨学金」を利用しましたか?

  • 実際に奨学金を利用した:81.3%(87人)
  • 実際は奨学金を利用なかった:18.7%(20人)

※アンケート回答数:107件

「奨学金」の利用を検討している人に、実際に奨学金を利用したかを聞いてみると、約8割の人が実際に奨学金を利用していることがわかりました。

アンケートに回答してくださった方全員に対する割合で考えると、全体の36%の人が「実際に奨学金を利用している」ということになります。

また「奨学金」の利用については、学業成績や家庭の経済状況など、受給資格に条件が設けられている場合も多いです。

「奨学金」は、希望した人全員が必ず受給できるものではないということも、利用を検討していた人が、実際に利用しなかった理由として考えられるでしょう。

まだまだ「借金」という負のイメージが強い奨学金ですが、経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討していきたいですね。

参考資料