2018年10月15日に行われた、株式会社マネーフォワード2018年11月期第3四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

スピーカー:株式会社マネーフォワード 代表取締役社長 CEO 辻庸介 氏

2018年11月期第3四半期決算説明会

辻庸介氏(以下、辻):マネーフォワードの辻でございます。お忙しいところお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。それではさっそくですが、第3四半期の決算について、私からご説明させていただきます。

(ご説明の順番は)毎回同じような構成になっておりますが、第3四半期の業績・トピックス。また、新しい取り組みのブランディングプロジェクト(の実施)、その他の戦略的取り組み、金融機関さまとの取り組み、中長期戦略・今後の展望というアジェンダで進めさせていただきます。

2018年11月期 第3四半期業績ハイライト

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お手元の資料の3ページの、ハイライトでございます。

一言で申し上げますと、順調に成長しています。(第3四半期累計連結)売上高は前年同期比プラス62パーセント。通期予想は年成長率50~60パーセントで出させていただいていますが、順調に進捗しております。

内訳ですが、個人向けのPFMサービスがプラス31パーセント、法人向けのサービス(「MFクラウド」)がプラス85パーセントで、法人向けのサービスの伸びが強くなっております。

累計連結EBITDAに関してはマイナス4億1,000万円で、前年同期比で3.0億円ほど改善しています。第3四半期は、(本社)移転に伴う一時費用が発生しております。

通期見通しは、連結売上高・EBITDAともに(それぞれ)43億5,000万円から46億5,000万円、3億7,000万円から6億7,000万円の赤字という見通しに関しては、とくに変更はございません。

2018年11月期 第3四半期以降の主なトピックス

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次に、第3四半期以降の主なトピックスでございます。

まず、個人向けPFMサービスですが、利用者数が700万人を突破いたしました。また、法人(「MFクラウドシリーズ」)はIT導入補助金の追い風もあり、販売収入の伸びが加速しております。

新規事業の「MF KESSAI」が順調に成長しておりまして、取扱高が伸びています。

人材に関しても、最近は非常に採用がうまくいっておりまして、経験豊富な金融プロフェッショナルがまた入ってくれています。グループの概要がいろいろと広がっておりますので、(「マネーフォワード」の)ブランド力の向上と整理ということで、ブランドプロジェクトを始動したことを、後ほどご説明させていただきます。

売上高(前年同期比)

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(2018年11月期第3四半期の業績の)数字面を申し上げます。7ページをご覧いただければと思います。

今期は(前年同期の2017年11月期第3四半期累計の)19億3,500万円から31億2,600万円で、62パーセント伸びております。

売上高(主要サービス別、前年同期比)

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8ページは(売上高の)内訳の繰り返しになりますが、個人(PFMサービス)が11億8,300万円、法人(「MFクラウドサービス」)が19億800万円になり、ビジネスとしては法人の売上のほうが、規模が大きくなっているかたちです。

売上高(主要サービス別、四半期推移)

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次は、9ページでございます。

四半期ごとの数字をご覧いただいておりますが、個人向け(PFMサービス)はイベントとかフロー(のかたちの売上)で、金融機関さま向けの開発等もございまして、(四半期ごとに)デコボコがどうしてもできてしまっております。

左のグラフをご覧いただくとおわかりのように、前年同期と比較すると(PFMサービスは)19パーセントの伸びです。一方(右のグラフの)「MFクラウドサービス」が、プラス79パーセントの伸びになっております。

当社(SaaS型事業モデル)の売上高逓増イメージ

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10ページでございます。

当社はSaaS型の事業モデルとなっておりまして、基本的には売上高の大半がストック型でございますので、四半期で25パーセントずつ売上が進捗していくのではなく、逓増していくイメージになります。また、当社は第4四半期にイベント等のフロー売上が集中しますので、年度後半に向けて売上が逓増する傾向がございます。

第3四半期累計の進捗率は67~72パーセントということで、前年同期は67パーセントの進捗率だったのですが、これと比べても高い進捗率で、順調に推移しています。

今は第4四半期が進んでおりますが、株式市場にお約束している売上高(43億5,000万円から46億5,000万円)に対しては、しっかりクリアしていきたいと考えております。

売上総利益/EBITDA

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続きまして11ページは、売上総利益とEBITDAでございます。

売上総利益は、前年同期比で51パーセント増と大幅に改善しており、19億9,100万円になっております。売上総利益については、若干4パーセントほど落ちておりますが、(人件費が売上原価に計上される)エンジニアの採用が非常にうまくいった影響によるものです。そのため、若干下がっているものの、大きな影響はないかなと思っております。

また(スライドの)右側にEBITDAおよび、広告宣伝費を除くEBITDAと書かせていただいております。今期の第3四半期で4億800万円の赤字。広告宣伝費を除くと4,100万円です。

今期の第3四半期に関しましては、移転に伴う一時費用が発生しましたので、(広告宣伝費を除くEBITDAは)4,100万円となりました。前期より若干悪化しているように見えますが、それを除くと、順調に改善して黒字になっているのかなと思います。

費用内訳(売上原価・販売費及び一般管理費)

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12ページに、費用の内訳を書かせていただいております。

販管費・売上原価の部分ですが、人件費合計は44パーセントです。基本的に、売上の伸びに対してコストはそれほど増えない、売上が2倍になっても人件費は2倍にならないというビジネスモデルですので、売上に直接連動するコストが限定的ということを、ここでしっかりとお伝えさせていただければと思っております。

正社員数の推移(連結ベース)

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13ページは、正社員数の推移でございます。

先ほど申し上げたように、最近は採用が非常に順調に推移しておりまして、前期末比で97名が増えています。正社員数が300名を突破いたしまして、338名となっております。

安定した財務基盤の維持

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14ページは、財務基盤でございます。

積極的な投資を継続しているのですが、財務基盤は長期の借入もしながら流動性を高めているということで、現預金残高が52億7,300万円、純資産残高が36億6,700万円で、しっかりとした財務基盤を維持していくという戦略を取っております。

第3四半期現預金残高の変動要因

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15ページが、現預金残高の変動要因でございます。

今期の第3四半期で、追加的な長期銀行借入を実施いたしました。また、「MF KESSAI」の成長に伴って、新たに金融機関さまから10億円の借入枠を確保して、しっかりと対応をしております。

以上が、全体的な(第3四半期時点の決算の)数字でございます。

PFMサービス売上高

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続きまして、個人向け(PFM)サービスのご説明です。17ページをご覧ください。

主に3カテゴリがありますが、ご覧いただいているように、プレミアム課金収入は(前年同期比プラス)55パーセントで、力強く伸びております。メディア/広告収入が(プラス)29パーセント。

一方で、BtoBtoC事業収入が3パーセントの伸びに留まっておりまして、ここは課題かなと思っております。第4四半期である程度の案件が見えてくるので、第4四半期には少し改善するかなと思っておりますが、いずれにせよBtoBtoC事業に関しては、テコ入れが必要という認識を持っております。

プレミアム課金収入(売上高推移)

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続いて、その(PFMサービス売上高の)内訳のご説明でございます。

18ページのプレミアム課金収入に関しては、(課金)ユーザー数が16万人を突破しておりまして、売上高は前年同期比で53パーセント増です。ユーザーさまが増え(そのうえ)しっかりプレミアム(課金)ユーザーが増えるというところも、加速しています。

メディア/広告収入(売上高推移)

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19ページは、メディア/広告収入です。

前年同期比で16パーセント増えています。第4四半期では、当社の個人向けのお客さま向けの「お金のEXPO」の開催を予定しており、そこに協賛金収入が乗ってきますので、伸びると思います。

グラフをご覧いただいて(おわかりのように)、昨年(2017年11月期)の第4四半期も数字がグッと伸びていますが、今期も第4四半期で伸びる予定でございます。

BtoBtoC事業収入(売上高推移)

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20ページは、先ほど「課題」と申し上げました、BtoBtoC事業収入です。

金融機関さま向けのサービスのご提供ですが、ストック収入が一部のお客さまとの契約内容の見直しの影響で、前四半期比で減少しております。

先ほど申し上げたように、新しい案件が第4四半期に控えておりますので、第4四半期は少し(事業収入が)戻ってくるかなと思っています。

プレミアム課金(利用者数700万人突破)

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21ページです。

プレミアム課金に関しては、ユーザーが順調に拡大して700万人、プレミアム課金ユーザーが16万人となっております。

自動車保険見直しの新サービス開始

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PFMの「マネーフォワード」のアプリから、自動車保険見直しの新サービスを、近日中にリリースする予定でございます。

ソニー損保さま・三井ダイレクト損保さま・イーデザイン損保さまとご一緒させていただくのですが、チャットで(3つの)質問に回答して、パシャっと保険証券画像をアップロードするだけで、今お使いの(自動車)保険の金額より料金がよくなるという提案をさせていただくサービスでございます。

なので、今はPFMサービスで「お金の見える化」などを実現しているのですが、そのデータをもとに改善していくということを、徐々にしていきたいと考えております。

メディア/広告(Yahoo!ニュースへの配信開始)

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23ページは、メディア/広告です。

「MONEY PLUS」というメディアをやらせていただいておりますが、非常に順調に推移しております。Yahoo!さまのメディアにも取り上げていただき、(2018年9月より)Yahoo!ニュースへの配信を開始させていただいたというトピックでございます。

メディア/広告(お金のEXPO集客開始)

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24ページも、メディア/広告事業(のトピック)でございます。

来月(2018年11月18日)に(開催する)「お金のEXPO2018」の集客を開始しております。3,000名規模のお客さまに来ていただいて、お金のしっかりとした正しい情報をお伝えしたいということで、開催させていただく予定です。

ここに掲載させていただいているような話題の方々が来られたり、FPの先生方にご講演いただいたりするかたちでございます。

BtoBtoC事業(見える化から、ライフプラン診断へ)

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25ページは、先ほど「課題」と申し上げたBtoBtoC事業です。

「(見える化から、)ライフプラン診断へ」ということで、「金融機関さまがマネーフォワードサービスから、さらにライフプランの診断をするようなツールがあればいいね」ということで、いろいろとアドバイスをいただきまして、キャピタル・アセット・プランニング社さまと共同で開発しています。

ご存じの方もいらっしゃると思うのですが、キャピタル・アセット・プランニングさまは、長年このような(資産形成)アドバイスやライフプランニングサービスを、保険会社さまや金融機関さまにご提供されており、そのノウハウがある会社さまでございます。その会社さまと一緒に、サービスを作るということを開始しております。

以上が、個人向け(PFM)サービスのポイントでございます。

MFクラウドサービス売上高

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続きまして、法人サービス(「MFクラウドサービス」)のご説明をさせていただきます。

クラウドは、ほぼ「MFクラウド」シリーズの販売収入がメインでして、ここが(前年同期比で)92パーセント伸び、アライアンス(事業収入)も41パーセントというかたちで伸びております。

MFクラウドシリーズ販売収入(売上高推移)

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28ページでは、(「MFクラウド」シリーズの販売収入の)四半期ごとの伸びを示しています。

今期(2018年11月期)の第1四半期からクラビスをグループ会社化したことに伴いまして、クラビスが提供する「STREAMED」というサービスを販売させていただいております。第3四半期は6億6,900万円ということで、収益が右肩上がりに貯まっているかたちでございます。

アライアンス事業収入(売上高推移)

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アライアンス事業収入に関しては、第2四半期はOEM案件の開発収入が多かったので(前四半期比において)減少しておりますが、前年同期比で17パーセント伸びています。

MFクラウド(会社設立サポート)

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続きまして、30ページのトピックでございます。

新しく会社を設立した方の半分以上がクラウドサービスを使い始めているということで、会社設立の段階で、我々はユーザー接点を持つことが、マッピング上で非常に大事になっております。そのような背景もあり、会社設立サポートサービス(「MFクラウドの自分で会社設立」)の提供を開始させていただきました。

もともとはプロに丸投げという会社設立のサービス(「MFクラウドのおまかせ会社設立」)があったのですが、「自分でやりたい」というお客さまもけっこういらっしゃいます。

そのため、プロに丸投げ(「MFクラウドのおまかせ会社設立」)でもいいですし、自分でやりたいという方にはこのサービス(「MFクラウドの自分で会社設立」)を使っていただければ、定款の作成なども非常に簡単にできるということで、(どちらをご利用いただいても)ますます創業がしやすい環境が整ってきたかなと思っております。

MFクラウド(STARTUP BOOSTER)

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31ページでございます。

日本の著名なベンチャーキャピタルさまと共同で、「STARTUP BOOSTER」という、我々の創業の会社さまやスタートアップの会社さまと非常に相性がいいサービスを提供させていただいております。「MFクラウド」シリーズの一定期間の無償提供や、税理士の先生のメンタリングを提供させていただいております。

連携先のベンチャーキャピタルさまは、今募集をしており、さらに拡大していきたいと考えております。

MFクラウド(MFクラウドVISAカード)

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続いて、32ページです。

(三井住友カードさまと連携した)「MFクラウドVISAカード」という、(オリジナルの)VISAカードの提供を開始させていただきました。

問題意識としまして、やはり創業された方は、なかなかクレジットカードを持てない。一方で、AmazonさまのAWSやFacebook広告などは、クレジットカードしか支払いができません。私自身もサービスを作った時に、どちらも私個人のカードを使ったのですが、与信はそれほど多くないので、困った経験がありました。

そのような新規創業の方々に使いやすいカードを作ろうということで、今回(「MFクラウドVISAカード」を)作らせていただいたというかたちでございます。

MFクラウド(ワクフリ社のグループジョイン)

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33ページです。

こちらはワクフリ社という、九州の福岡県が拠点の会社です。「会社にクラウドサービスを導入したいが、やり方がわからない」とか「ITに詳しい人がいない」とか、そのような中小企業さまが非常に多いのですが、そのような会社さまに実際に行って、導入したりオペレーション改善をしたりするコンサルティングをやっている会社です。この会社を、グループ会社化いたしました。

ここで得たノウハウを、全国の会計事務所さまや金融機関さまにシェアしていきたいと思っております。

MFクラウド(ナレッジラボPMIが順調に進捗)

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次に、34ページでございます。

今年(2018年)7月にグループ化したナレッジラボという会社があるのですが、PMIが順調に進捗しております。「Manageboard」という、非常にいい予実管理サービスがあります。

もともとナレッジラボ社は、営業があまりいなかったので、我々の会計事務所さま向けの営業メンバーが全国で販売をしました。過去の(2018年4月~6月の)3ヶ月に比べて、今回(2018年7月~9月)は6倍に増加したというかたちで、非常に順調にPMIが進捗しています。

MFクラウド(『Manageboard』AIによる監査開始)

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この(ナレッジラボという)会社が提供している「Manageboard」というサービスで、AIによる監査の「AIチェック」の提供を開始させていただきました。

これは「MFクラウド会計」と連携して、AIによる監査を自動化するということです。「MFクラウド会計」の入力作業などがかなり削減されたのですが、もう1つ、会計事務所さまで時間がすごくかかっている監査作業も、AIで自動化してしまおうという取り組みをしております。

もともと「Manageboard」の(提供をしている)ナレッジラボの経営者が税理士や会計士で、(経営分析の)現場をよく知っている人間ですので、非常にいいプロダクトになっているのではないかと思っております。

ここまでが、中小企業向けクラウド(「MFクラウド」サービス)のご説明でございます。

新規事業その他売上高

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続きまして、新規サービスのご紹介です。

こちらは「MF KESSAI」や(貯まる家計養成プログラムの)「mirai talk」等がございますが、「MF KESSAI」の売上高の伸びが顕著でございまして、(新規サービス合計では)この第3四半期累計で3,600万円に成長しています。

MF KESSAI(取扱高の成長)

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次の38ページは、取扱高です。順調な新規顧客獲得によって(「MF KESSAI」の取扱高が)大きく成長しているというかたちでございます。

マネーフォワードフィナンシャル(仮想通貨関連新規事業)

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39ページです。

仮想通貨事業を行うマネーフォワードフィナンシャルという会社を設立して、日銀から来てくれた神田(潤一氏)という者が社長をやっておりますが、この会社で仮想通貨ビジネスを行う上で、仮想通貨を「知る」というところから、我々がメディアを作ってしっかり伝えようと(考えました)。

そして、「交換する」のも交換所(の役割)をして、送金・決済で「利用する」世界を作ろう。「管理する」のは「マネーフォワード」というサービスで管理をして、「申告する」のは「MFクラウド確定申告」でしようということで、一気通貫のサービスを提供しようと考えております。

今回は、「知る」ところのメディア(「Onbit」)をリリースいたしました。変に仮想通貨を煽るのではなくて、中立的な情報をしっかりと提供していこうということで、メディアを立ち上げました。

多様なサービスラインナップ

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新しいトピックとして、「ブランディングプロジェクト」というものを始めております。

41ページをご覧いただければと思います。我々は創業6年の間に、個人(BtoC)・法人(BtoB)の両領域で、非常にいろいろなサービスラインナップを拡充してやっています。

ただ、「マネーフォワードは最近いろいろとやりすぎて、よくわからない」とか「何をやりたいんだ?」というご意見をよくいただきますし、社員からも「(それぞれのサービスを)どのような関係でやっているのか、わからない」という(意見があり)課題意識がございました。

そこで今回、そのようなサービスを、一度ちゃんと整理しましょうと(考えました)。僕の中では全部がつながっているのですが、そのようなものをちゃんと世の中に発信しなければならないということで、整理していくプロジェクトでございます。

渡辺潤平氏のクリエイティブ・ディレクター就任

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この写真の方は、「マネーフォワード」という名前を作ってくださった渡辺潤平さんです。

ユニクロさん・三菱地所さん・千葉ロッテマリーンズさんなどのコピーライターや、そのようなクリエイティブディレクターもされていた方です。その方に、今回クリエイティブ・ディレクターにご就任いただいて、ブランド戦略の立案・実行を強化していこうと考えています。

受賞歴をご覧いただければと思うのですが、カンヌ国際広告祭でいろいろな賞を取られたり、三菱地所さんの「三菱地所を、見に行こう。」というCMをご覧になった方も多いと思うのですが、そのようなものを作られたりしている方でございます。

ブランディングプロジェクトの目的

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このブランディングプロジェクトの目的です。

マネーフォワードのミッション・ビジョンの実現のために、2つのブランド強化をしていこうということです。

まず、みなさまから見ていただいた左側です。先ほど申し上げたように、事業領域が広くなっているので、その整理。また、それぞれの事業領域のミッションを明文化しようというところでございます。

もう1つは(右側で)「マネーフォワード」というブランド価値を上げていくことと、各種サービスが提供するブランド価値をうまく環流させていきたいと考えています。

グループを4つの事業領域に定義

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今回はグループの事業領域を、44ページのように4つに定義させていただいています。

左から、「Money Forward Home」。個人向けサービスの「マネーフォワード」の家計簿やモール(「Money Forward MALL」)、また(貯金アプリの)「SiraTama」、そして「mirai talk」といったサービスが、ここに入ってきます。

次に、「Money Forward Business」。これは中小企業向けのビジネスですが、「MFクラウド会計」「MFクラウド確定申告」「STREAMED」「Manageboard」などが入ってきます。

そして、「Money Forward X」。ここは、金融機関さま・パートナー会社さま向けのサービス開発などが入っています。

最後に、「Money Forward Finance」。「MF KESSAI」や、仮想通貨を行う「Money Forward Financial」、AI融資の「Money Forward Fine」という会社が入ってきます。

各領域のミッションを明文化

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それぞれのミッションを明文化しましたのが、45ページでございます。

マネーフォワードの「お金を前へ。人生をもっと前へ」というミッションが、一番の北極星になります。

その中で、まず「Money Forward Home」は、個人の「すべての人生を、便利で豊かにする」。

「Money Forward Business」は、「ビジネスの成長を加速させる」。

「Money Forward X」は、「パートナーとともに、新たな金融サービスを創出する」。

「Money Forward Finance」は、「お金をいい方向へと動かす」というミッションを明文化させていただいています。

あえて広い概念で捉えていますが、このようなミッションを掲げながら、世の中に、このようなミッションの実現に向けたサービスがより出てくる会社にしていきたいと思っています。

PFMサービス名称の変更

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このような(各領域のミッションを明文化したという)背景を踏まえまして、46ページです。

「Money Forward」という家計簿サービスがございまして、社名と家計簿サービスが被っていました。

今回「Money Forward ME」ということで、「すべての個人の人生に寄り添いたい」「良質なMoney Experience」を提供したいという思いを込めて、サービス名に「ME」を付ける変更を予定しています。

MFクラウドサービス名称の変更

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また、「『MFクラウド』サービス」があったのですが、「MFクラウド」が「マネーフォワードが提供するサービス」だとご存じない方が、けっこう多いという背景もございました。

そこで、「Money Forward クラウド」というかたちで、「Money Forward」という名前を(「MF」から)開いてサービス名に付けようということで、法人向けも「Money Forward クラウド」という名前にしています。

社内的にも、「Money Forward」という名前が非常に長いので(サービス名が)「Money Forward クラウド会計・確定申告」のように長い名前になってしまうのですが、それ以上に「『マネーフォワード』というブランドが発信するメッセージが大事だろう」ということで、今回の変更に至った次第です。

ここまでが、ブランディングプロジェクトのご説明になります。

クリプタクト社へ出資(マネーフォワードファンド)

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続きまして49ページからは、その他の戦略的な取り組みでございます。

クリプタクトさまという会社がございます。外資系金融のご出身の方々で、エンジニア力もありますし、非常に金融サービスについて精通している方々です。

もともと、非常にいい確定申告のための損益計算サービス等を出されているのですが、今後は仮想通貨の投資家支援プラットフォームや、いろいろなサービスをご提供されていく予定を伺いまして、資本業務提携を開始したかたちです。

なので、仮想通貨取引を行う個人ユーザーさまや、仮想通貨税務を扱う税理士さま向けに、クリプタクトさまと組みながら、適切なサービス提供や情報提供を行っていきたいと考えています。

採用関連トピックス

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50ページは、採用関連トピックスです。

まず、みなさまから見て左側の、内河(俊輔氏)という者が入社いたしました。マネーフォワードの執行役員で、ここにいる金坂(直哉氏)とともに、Co-CFOに就任させていただいています。

今日、ちょうど後ろに座っているのが内河でございます。

(会場笑)

辻:もともと、シティグループのM&Aの責任者ということで、長く統括していまして……あ、ご存じですか?

(会場笑)

辻:ありがとうございます(笑)。内河はもともとM&Aの専門家ということで、当社は順調に連続的に成長しているのですが、今後はM&Aなどの非連続的な成長をさらに推進・実現するということで(Co-CFOを)担当することになります。

またもう1人、(右側の)家田(明氏)という者が、AI融資会社のマネーフォワードファインの社長に就任させていただきました。

家田は、ずっと日銀さんに勤めていて、最後は金融機構局金融高度化センター長に就任していた人間でございます。金融工学の専門家でして、日銀さんとのやり取りや、そのような地域金融機関さま・中小企業さまのファイナンス融資の実態に、非常に詳しい人間です。家田はマネーフォワードファイン(の代表取締役社長)ということで、AI融資ビジネスをリードしていくかたちで入社しています。

ステージごとに、非常にいいメンバーが入ってきてくれていますので、しっかりと結果が出るようにしていきたいと思っています。

電子決済等代行業者の登録を完了

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また、金融機関さまとの取り組みです。

(2018年)10月1日付けで、電子決済等代行業者の登録が無事完了いたしました。また、一般社団法人電子決済等代行事業者協会の代表理事に、当社の取締役の瀧(俊雄氏)が就任いたしました。

「オープンバンクAPI」は、創業以来、当社がずっと提唱していた概念です。今後、個人・法人のより良い金融サービスをご提供するうえで、「このインターネット社会で必須のことだ」と、長年主張させていただいています。

そのようなことが実現しつつあるので、(業界の)より健全な発展とエコシステムをしっかり作っていこうということで、瀧が中心にやらせていただくかたちになっています。

金融機関との連携強化(API連携)

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また、53ページは(金融機関さまとの)API連携強化でございます。

参照系・更新系ともに、国内最多の契約を締結させていただいています。「未来投資戦略2017」上に、「2020年までに、80行以上の銀行におけるAPI導入が目標」とありますが、我々がしっかりと実現して、APIを通していいサービスを作っていきたいと思っています。

金融機関との連携強化(PFMサービス)

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続いて、54ページでございます。

こちらは、金融機関さま向けのサービスでございます。直近ですと、「デジタル通帳」が非常に好評でして、今回はみちのく銀行さまにご採用いただいています。

金融機関との連携強化(MFクラウドサービス)

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55ページは、法人向けのサービス(「MFクラウド」サービス)といたしまして、「MFクラウドファイナンス」および「MFクラウド会計・確定申告for BANK」ということで、福井銀行さまと北洋銀行さまにご提供させていただいております。引き続き、力を入れていきたいと思っています。

中長期戦略について

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最後に、中長期戦略・今後の展望です。

こちらは、上場以来変えていないあれ(中長期戦略)ですが、4つの戦略を置かせていただいています。

「成長戦略」「人材戦略」「ブランド戦略」「様々な分野への貢献」でございます。

成長戦略

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58ページです。

(成長戦略には)具体的に、「ユーザー基盤の更なる拡大」「ARPUの向上/マネタイズ力の強化」「新たなサービスライン拡充」「データ活用による高付加価値化」というものがございます。

成長戦略の進捗①

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それぞれのトピックについて申し上げます。

「ユーザー基盤の更なる拡大」は、PFM(「マネーフォワード」の)利用者が700万人で、課金ユーザー数も16万人で、伸びていると(いうことです)。(法人向けの)「MFクラウド」シリーズも順調です。また、「MF KESSAI」も成長しています。さらに、この連続的成長の確度を上げていかなければならないので、ブランド価値向上をしっかりしていこうという取り組み(のブランディングプロジェクト)を開始いたしました。

また、「ARPU(の向上)」に関しては、連結売上高は伸びているのですが、プロダクトのアップセルをしていくことが大事だと思うので、ナレッジラボ社の「Manageboard」のクロスセルを進めていこうということに、今は力を入れています。

成長戦略の進捗②

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また、(成長戦略の)3点目の「新たなサービスライン拡充」ということで、自動車保険見直しサービスや「MFクラウドVISAカード」など、サービスをラインナップを広げていこうと(いうことです)。クラウドは(グループジョインした)ワクフリ社のクラウドサービス導入支援領域をやっていきます。

また、4点目の「データ活用による高付加価値化」です。こちらは「なかなか難しくて遅れている」というお話を、前回(の第2四半期の決算説明会)前々回(の第1四半期の決算説明会)でもご説明させていただきましたが、徐々に見えてきたところもございまして、今回は「Manageboard」のAIによる監査を、「MFクラウド会計」上のデータをもとにして自動化していく取り組みをしています。

また、自動車保険の見直しサービスに関しても、個人向けのお客さまのデータをもとに提案させていただくかたちです。もちろん、ユーザーさまのご同意が前提ではございますが、個人・法人ともに使っていただくと、「よりいい提案が受けられる」「コストが下がる」「楽になる」ような、ユーザーさまにベネフィットのあるサービスを作っていこうということで、今取り組んでいます。

今後の事業展開イメージ

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61ページのようなかたちでしっかりとビジネスを伸ばしていって、Fintech・SaaS市場においてNo.1の地位を確立して、より良いサービスを届けていきたいなと考えています。

駆け足で恐縮ですが、私からの説明は以上とさせていただきます。

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