3. 【60歳代】就業率はどれほど?

現在は働くシニアも少なくありません。

内閣府の「令和6年版高齢社会白書」によると、65歳以上の就業率は20年連続で前年を上回っているのが現状です。

65歳以上の就業者数及び就業率

65歳以上の就業者数及び就業率

出所:内閣府「令和6年版高齢社会白書」

65~69歳は52.0%、70~74歳が34%、75歳以上でも11.4%です。

産業別に見ると、「卸売業,小売業」が132万人で最多。次いで「医療,福祉」が107万人、「サービス業(他に分類されないもの)」が104万人、「農業,林業」が99万人と続きます。

何かしらの仕事を続けるシニアも多く、今後も就業率は高まることが予想されます。

4. 【60歳代】経済的な暮らし向きについて心配している?

内閣府の同調査では、経済的な暮らし向きについて「心配がない」(「家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている」と「家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている」の計)の合計が68.5%となりました。

65歳以上の就業者数及び就業率

65歳以上の就業者数及び就業率

出所:内閣府「令和6年版高齢社会白書」

約7割の世帯は、おおむね心配せず暮らしていると言えるでしょう。