2. 4つの都県の「島の数」を比較すると…
国土地理院が公表している「日本の島の数」によると、関東地方で一番「島の数」が多い都道府県は、東京都です。
東京都には635の島があり、その多くは伊豆諸島や小笠原諸島に属しています。とくに小笠原諸島は世界自然遺産にも登録されており、固有の生態系が残る貴重な場所です。
島の数が多い都道府県の順位を見てみると、東京都は47都道府県中8位にランクイン。上位10位に入っている関東地方の都県は東京都のみです。
東京都に次いで島の数が多い関東地方の都県は、千葉県の244。次いで神奈川県の97、茨城県の13となっています。
ちなみに、日本で最も島の数が多いのは長崎県の1479で、日本全体では1万4125の島があります。
3. 東京都の都内総生産は名目113兆7000億円
ここからは関東地方で一番「島の数」が多い東京都について紹介します。
東京都は関東地方の南部に位置し、東は千葉県、西は山梨県、南は神奈川県、北は埼玉県に面しています。東西に長く広がる土地には山地や丘陵、台地などが分布し、海抜4m以下の低地から2000mの山地まで起伏に富んだ地形です。
面積は2199.94平方キロメートルで、47都道府県で三番目の小ささ。一方、人口は日本で一番多く、2024年1月1日時点で1391万1902人となっています(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」)。
都は特別区である23区と、26市、5町、8村で構成されており、人口TOP3の地域は以下の通り。
- 世田谷区 91万8141人
- 練馬区 74万1540人
- 大田区 73万3634人
経済面を見てみると、2021年度の都内総生産は名目113兆7000億円。都民所得は80兆7000億円でした。
いかがでしょうか。今回は関東地方で一番「島の数」が多い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2025年3月17日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 国土地理院「日本の島の数」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 東京都「都民経済計算年報 令和3年度」
小野田 裕太