2. 外国の学生が卒業後に楽しむ「GAP YEAR」とはいったいどんなもの?
アリさんは、外国では学校を卒業すると「GAP YEAR」を楽しむんだ、と話し始めました。
GAP YEAR(ギャップイヤー)?日本ではあまり聞き馴染みのないワードですが、いったいどんなものなのでしょうか?
ナツさんが「GAP YEAR」について質問すると、好きに過ごしたりワーキングホリデーなどをしたりするんだとアリさんは説明します。
どうやら外国では学生が大学入学前や在学中、もしくは就職前などに一時的な休学期間を1年ほど設け、社会体験活動を行うようです。
GAP YEARに留学やインターンシップ、ボランティア活動などを通じて自己成長や高い教育的効果を期待できるんだとか!
「GAP YEAR」というものを理解したナツさんですが、日本企業は「新卒」募集が多いことから、卒業前に就活をしてそのまま就職することが多いと話します。
ナツさんの話に「なるほどね…」とうなずき、理解は示したアリさんですが、
思わず「最悪じゃない?」と心の声がもれてしまいました…。
「GAP YEAR」がなく、卒業後にすぐ働かなければならない日本に納得がいかない様子のアリさん。
自分に子どもがいたらGAP YEARを楽しんでほしいと考えているようです。