年金が少ない…「年金生活者支援給付金」の目安額はいくら？【最新の早見表】60歳～89歳「厚生年金・国民年金」平均月額をチェック！ 年金生活に入った後のお金のこと、今からしっかり考えよう！年金一覧表で自分の受給額を確認

4. 厚生年金・国民年金の受給額にどのくらい「個人差」がある？

厚生年金・国民年金の月額ごとの受給者数は、次のようになっています。

4.1 厚生年金（老齢厚生年金）の受給額をチェック

〈全体〉平均年金月額：14万6429円

• 〈男性〉平均年金月額：16万6606円
• 〈女性〉平均年金月額：10万7200円

※国民年金の金額を含む

グラフを見ると、月額1万円未満から30万円以上まで、受給額に大きな個人差があることが分かります。

厚生年金への加入期間が短かったり、国民年金の保険料納付月数が少ない場合には、平均額を大きく下回ることが考えられます。

4.2 国民年金（老齢基礎年金）の受給額をチェック

〈全体〉平均年金月額：5万7584円

• 〈男性〉平均年金月額：5万9965円
• 〈女性〉平均年金月額：5万5777円

国民年金は保険料が全員一律であるため、厚生年金ほどの個人差は生じません。

しかし、国民年金のみを受給する人の月額ボリュームゾーンは6万円台であり、年金収入だけで老後生活を賄うのは難しいといえます。

ここまで、厚生年金と国民年金の個人差について確認してきましたが、年金収入を含む所得が少ない人がいることもわかりました。

こうした場合、給付金を受け取る可能性がありますが、どのような人が、いくらの給付金を受け取れるのでしょうか。