遠目でも目立つほどの存在感だったという
@kawaseme_hisuiさんに、ヒスイを発見するまでに要した時間を聞いてみると「このヒスイとは、海岸に降りて30分ほどで出会えました」と説明。見つからないときは1日中歩き回ってもないそうで、「運がとても良かったのでしょう」と振り返ります。
当時の状況について、「良いヒスイは、遠目で見ても目立つので、すぐ見つけられました。ちょうど波打ち際にあり、波が引いた時に、砂の中から顔を出しました」と語る@kawaseme_hisuiさん。
ヒスイに興味を持った経緯を尋ねると、「高校生の頃にインターネットで糸魚川市のヒスイの存在を知り、夏休みに自転車で、埼玉から糸魚川まで行きまして、河原で綺麗なヒスイの原石を拾ったのが始まりです」「ヒスイの魅力は、自然が創り出した唯一無二の宝石で、美しさを持っているところです」と話してくれました。
瑞々しいヒスイを授かりました。糸魚川の海岸にこんなものが落ちているなんて夢があります pic.twitter.com/hLGarVfWBX
— 瑞穂の翡翠 (@kawaseme_hisui) March 10, 2025
新潟県の県内総生産は名目9兆429億円
ヒスイの産地「新潟県糸魚川市」での写真が話題となったことに関連し、ここからは新潟県についても紹介します。
新潟県は日本海沿岸のほぼ真ん中に位置し、山形県、福島県、群馬県、長野県、富山県に隣接。朝日山地や白馬山地など、1500mから2000m級の山々に囲まれています。
面積は1万2583.67平方キロメートルで、北海道、岩手県、福島県、長野県に次いで全国47都道府県で第5位の広さ。県は20の市と6の町、4の村で構成されており、人口TOP3の都市は以下の通りです。
- 新潟市 76万7565人
- 長岡市 25万8205人
- 上越市 18万2911人
経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目で9兆429億円。一人当たりの県民所得は293万4000円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「新潟県の海岸で発見したヒスイ」を紹介しました。
投稿主の「@kawaseme_hisui」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、素敵なヒスイの写真を多数投稿されています。気になる方はチェックしてはいかがでしょうか。
参考資料
- @kawaseme_hisui
- 糸魚川ユネスコ世界ジオパーク「日本の国石 ヒスイ」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 新潟県「県民経済計算」
小野田 裕太