2025年3月、協会けんぽ(全国健康保険協会)の保険料率が変わります。
全国健康保険協会の健康保険料は、住んでいる都道府県ごとに異なる保険料率で算出され、給与の手取り額に影響を与えます。
そのため、自分の住む地域の保険料が今後値上がりするのか、値下がりするのかを気にしている人もいるのではないでしょうか。
今回は、健康保険料の値上げ・値下げに伴う影響や、保険料が変わる都道府県を紹介します。
1. 健康保険とは?
健康保険とは、一般的に企業に勤めている方が勤務先を通じて加入する健康保険のことです。
健康保険には主に中小企業が加入する「協会けんぽ」と企業グループ独自の「健康保険組合」があります。
病気やケガ、またはその理由による休業、出産、死亡などの事態に備える公的な医療保険制度のことです。
加入者は保険料を支払い、不測の事態が起きた際に必要な給付が受けられます。
一方、一般的に自営業者は国民健康保険へ加入します。