2. 日の入り時刻の差は約50分
現在大学学部4年生で「気象予報士」としても活躍されている、投稿主の走る人参さん。
走る人参さんはポストに続く形で「春分と秋分以外は経度だけでなく緯度も日の出日の入り時刻には関連してきます。この時期(若干)北東→南西の順で日の入りとなるので青森と長崎は経度だけでなく緯度によっても差が出るはずです」と補足しました。
国立天文台が公表している「日の出入り」によると、写真が撮影された2025年3月5日の青森県の日の入り時刻は17時33分。長崎県は18時21分となっており、両県の差は48分となっています。
2地点の同時刻の様子と日の入り時刻から、改めて日本列島の長さを実感させられますね。
3. Xでは「共感のエピソード」が続出
投稿には12万件ものいいねに加え、「めっちゃわかる」といった共感の声が多く寄せられました。
コメント欄や引用欄では、「私も中学生の頃に初めて九州から関西に行った時、夜の始まりの早さに驚きました。え?もう暗い?ってなって、日本の長さを体感しました」「大阪から帰ってもビックリします。4時くらいの雰囲気なのにめっちゃ夕方!7時前とかでした。日本が長いってホンマやなぁと思いましたね」
「東京から長崎来て1番びっくりしたのこれ。最初の頃なんてほぼ毎日友達に外が明るすぎるっていう写真付き報告をしてた」「同じ日本なのに凄いよね〜。春になるのも早過ぎて毎年びっくりしてるw」といった具合に、地域のよる日の入り時刻の違いに驚いたという人が続出。
青森と長崎であまりにも明るさが違った時のやつ pic.twitter.com/EOlzuai95K
— 走る人参(気象予報士) (@Runninzin) March 8, 2025
4. 青森県と長崎県の観光消費金額は
青森県と長崎県での写真が話題となったことに関連して、両県の観光客数や観光消費額についても紹介します。
青森県「令和5年 青森県観光入込客統計」によると、2023年の観光入込客数の延べ人数(令和5年)は3119万2000人で、対前年比116.4%。観光消費額を見てみると、総額1909億5500万円で対前年比127.7%となっています。
続いて長崎県「長崎県観光統計 令和5年(1~12月)」によると、観光入込客数の延べ人数(2023年)は2934万7509人で、対前年比116.3%となっています。観光消費額は、総額3535億円で対前年比129.4%という結果でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「青森県と長崎県の空の違い」を紹介しました。
投稿主の「@Runninzin」さんは、今回ご紹介した写真のほかにもXで、気象に関するポストを投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
小野田 裕太