4. 「住民税非課税世帯」となるボーダーライン《所得・年収》の基準はいくら?

ここからは住民税が非課税となるボーダーラインを、具体的に見ていきましょう。

札幌市の例を挙げて、所得と年収それぞれの基準で確認していきます。

4.1 札幌市の例「住民税非課税世帯」となるボーダーライン《所得基準》はいくら?

札幌市「住民税非課税世帯」となる《所得基準》

住民税非課税世帯に該当するケースとは?

出所:札幌市「個人市民税

  • 扶養親族を有さない方:45万円
  • 扶養親族を有する方:35万円×家族数(本人+同一生計配偶者+扶養親族数)+31万円

「所得」は、収入から経費や各種控除を差し引いた金額を指します。ただし「所得よりも、年収ベースの方がイメージしやすい」という人もいるでしょう。

実は、住民税非課税となるボーダーラインは、収入の多寡に加え、収入の種類や世帯構成などにより変動します。

引き続き札幌市の例を参考に、「世帯構成と収入の種類別」に、住民税非課税となるボーダーライン見ていきましょう。