ココイチ以外に大型チェーンのない「国民食」カレーの不思議

札幌と金沢に見るご当地カレー人気

代表的な国民食でもあるカレーなら、もう少し競合相手がいても不思議ではないと思われます。なぜ「ココイチ」の独壇場が続くのでしょうか?

もちろん、「ココイチ」の美味しさ、メニューの充実度、サービスの良さは大きな要因です。

しかし、それ以外の理由として、カレーは家庭料理であることが挙げられます。外食で食べるよりも、お母さん(お父さん)が作った我が家のカレーが一番美味しいと感じている人は少なくないのではないでしょうか。

侮れない“ご当地カレー”の存在感

そして、もう一つ見逃せない理由と見られるのが、いわゆる“ご当地カレー”の存在感が大きいことです。一般に、ご当地カレーは、地元に根強いファンが多いだけでなく、そのカレー目的の観光客も多いと見られます。そのため、全国展開するチェーン店が苦戦する傾向があり、こうした点はラーメンと似ていると言えそうです。

ただ、ご当地カレーと言っても、カレーに地元産の具材(肉、野菜、海産物)を入れているだけのものが多いのが実情であり、その土地が発祥の地となっている真の意味でのご当地カレーは意外と少ないと考えられます。

札幌のスープカレー

札幌スープカレーと金沢ブラックカレーが2大ご当地カレー?

そのような中で、名実ともに、日本の代表的なご当地カレーと言えるのが、スープカレー(札幌市)と金沢ブラックカレー(金沢市)ではないでしょうか(注:諸説あります)。

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。