高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に実施した「大学生にかかる費用」保護者負担に関するアンケート結果をご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「支給金額3ケタ」で「2025年5月・6月締め切り給付型の奨学金」2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが7日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・5月・6月締め切り奨学金】公益財団法人サカタ財団「奨学金助成(2025年度)」

公益財団法人サカタ財団は、種苗会社・サカタのタネグループ創業家により設立。1/5

奨学金

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公益財団法人サカタ財団は、種苗会社・サカタのタネグループ創業家により設立。財団が支援した学生が「未来にタネをまく人財」に育つことをねらいとしている。

1.1 【返済不要・5月・6月締め切りの奨学金】公益財団法人サカタ財団「奨学金助成(2025年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】入学後2025年4月1日(火)~2025年5月16日(金)

【支給人数】12名

【支給金額/人】231万円(月額70,000円)

【支給期間】
① 大学に在籍する大学 2年生:2025年7月から正規の学士課程修了月まで
② 大学院に在籍する修士課程 1年生:2025年7月から正規の修士課程修了月まで
③ 大学院に在籍する博士課程 1 年生:2025年7月から正規の前期課程修了月まで(最長2年間)
③ 大学院に在籍する一貫性博士課程 1年生:2025年7月から正規の2年生修了月まで

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】不可
当財団以外の団体から奨学金を受給していないこと(但し、日本学生支援機構、または所属する大学・大学院からの奨学金制度により、奨学金を受給されている方は除く)とする。

【専攻分野】専攻分野の指定なし

【専攻分野の詳細】大学2年生、修士課程1年生、博士課程前期1年生、一貫性博士課程(5年制)の1年生

【資格・条件】
本奨学金の応募資格は、2025年4月1日時点にて、以下のいずれかに該当する日本国籍をもつ学生とする。なお、当財団以外の団体から奨学金を受給していないこと(但し、日本学生支援機構、または所属する大学・大学院からの奨学金制度により、奨学金を受給されている方は除く)とする。

1、大学に在籍する大学2年生に在籍するもの。
2、大学院に在籍し、修士課程1年生、または博士課程前期1年生に在籍するもの。3、一貫性博士課程(5年制)の1年生に在籍するもの。

【募集団体】公益財団法人サカタ財団

【奨学金概要】 公益財団法人サカタ財団 第7期(2025 年)奨学金募集要項

2. 【返済不要・5月・6月締め切りの奨学金】公益財団法人原・フルタイムシステム科学技術振興財団 「原・フルタイムシステム工学育英奨学金(2025年度)」

公益財団法人原・フルタイムシステム科学技術振興財団奨学金2/5

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公益財団法人原・フルタイムシステム科学技術振興財団は、学業優秀・品行方正であるにもかかわらず、経済的な理由で学費の支弁が困難な工学系の大学生・大学院生に対して返還義務のない奨学金を給付することで、学業の奨励を図り、科学技術の発展に貢献する人材の育成に寄与。

2.1 【返済不要・5月・6月締め切りの奨学金】公益財団法人原・フルタイムシステム科学技術振興財団  「原・フルタイムシステム工学育英奨学金(2025年度)」

【対象の課程】大学,大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】入学後(2025年4月10日~2025年6月10日頃)

【支給人数】毎年度15名程度

【支給金額/人】144万円(月額4万円)

【支給期間】学部生・修士課程は2年間、博士課程は3年間

【成績制限】なし

【所得制限】

【修学支援制度との併用】

【他の給付型との併用】可能(他の奨学金制度への併願又は既に利用している場合も給付対象とします)

【専攻分野】工学系学部、工学系研究科

【専攻分野の詳細】学部3年生、修士1年生になるもの

【資格・条件】以下の(1)~(6)のすべてに該当する者
(1) 日本国籍を有すること
(2) 国内の大学・大学院の工学系学部又は工学系研究科に学ぶ者であること
(3) 新たに学部3年生又は修士課程1年生又は博士課程1年生となる者であること
(4) 募集年度4月1日時点で年齢30才以下であること
(5) 経済的な理由により学費の支弁が困難であること
(6) 就学状況及び生活状況について適時報告できること(2ヶ月に一度、定められた期限までに報告書を提出すること)  

【募集団体】公益財団法人原・フルタイムシステム科学技術振興財団

【奨学金概要】原・フルタイムシステム工学育英奨学金[概要・応募方法]


いかがでしたでしょうか。

「支給金額3ケタ」で、2025年5月・6月締め切りと、まだまだ締め切りまで余裕のある「もらえる」給付型奨学金2事業をご紹介させていただきました。

また、入学時に新入生に対して募集されることが多い奨学金ですが、今回ご紹介した奨学金のように、学部生・大学院生が申し込み可能な奨学金はあります。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上

くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。

メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。

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出所:LIMO編集部作成

  • これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
  • 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
  • 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
  • 大学進学の予定はない 16.7%(14人)

※設問該当者・回答者84人

過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。

一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。

4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割

次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。

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出所:LIMO編集部作成

  • 保護者が100%負担 78.6%(55人)
  • 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
  • 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
  • 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
  • 保護者は負担しない 8.6%(6人)

※設問該当者・回答者70人

約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。

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出所:LIMO編集部作成

  • 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
  • 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
  • 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
  • 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
  • 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
  • 保護者は負担しない 10.0%(7人)

※設問該当者・回答者70人

こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。

また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。

そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。

毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。

経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。

参考資料