体調不良や病気・けがをした際、多くの方は病院にかかり健康保険証を提示されていたと思います。
実は今現在、健康保険証の新規発行は停止されており、マイナンバーカードと一体化された「マイナ保険証」への移行期となっています。
筆者のまわりでも、個人情報の詰まったマイナンバーカードを持ち歩くことやセキュリティ面でなんとなく不安という声や、そもそも使い方がよくわからないという声をよく聞くことがあります。
どうしても人間不便がなければ使い慣れたものを使い続ける方が楽で安心というように考えがちですが、今回なぜ国はこのような施策が行ったのでしょうか。
今回は、マイナンバーカードと健康保険証の一体化によるメリットについて確認していき、後期高齢者の医療保険料が現在どの程度なのかも合わせて見ていきたいと思います。
1. 昨年12月から健康保険証とマイナンバーカードが「一体化」に!
2024年12月2日から、マイナンバーカードと健康保険証が統合され、医療機関や薬局での受付時にはマイナンバーカードを提示して受診する方式に変更されました。
次章では、「マイナンバーカード」と「健康保険証」の一体化のメリットについて確認していきましょう。