4. 家計の収支確認表やキャッシュフローをチェック
収入に対して支出が多い場合は、固定費を見直したり浪費を抑えたりする必要があります。
日本FP協会のホームページから、家計の収支確認表や家計のキャッシュフロー表を無料でダウンロードできるため、家計を分析したいときに有効活用するとよいでしょう。
ライフプラン表やキャッシュフロー表を作成する際には、基本的には自分で行いましょう。
金融機関の窓口やFPと相談することも可能ですが、あまり必要ではない金融商品や保険を飼ってしまう可能性もあります。
紹介した日本FP協会の資料を利用すれば、誰でも簡単に作成できます。自分だけでなく、家族と一緒に考えたり話し合ったりしながら、日ごろの生活で意識すべき点や今後のライフプランを決めましょう。
5. まとめにかえて
所得や収入が所定の金額以下の方は、年金生活者支援給付金を受給できます。
公的年金の上乗せとして支給される給付金であり、幾分家計を楽にしてくれるメリットが期待できるでしょう。
なお、老後生活にかかわる経済的な不安を軽減するためには、家計の収支確認表や今後のキャッシュフロー表を作成することをおすすめします。
具体的な数字に落とし込んで課題や問題点を分析すれば、どのような対策をすればよいのか見えてくるはずです。
参考資料
- 厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」
- 日本年金機構「年金生活者支援給付金の対象となるのはどんな人ですか。」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします~年金額は前年度から 1.9%の引上げです~」
- 日本FP協会「便利ツールで家計をチェック」
柴田 充輝