4. YouTubeでの発信で「魚は調理が大変」のイメージを解消、水産消費量減少に歯止めをかける
水産庁の「令和5年水産白書」によれば、日本の食用魚介類の1人1年当たりの消費量(純食料ベース)は2001年度の40.2kgをピークに減少傾向にあり、2022年度には、前年度より0.7kg少ない22.0kg(概算値)となっています。
こうした状況で、YouTuber事務所「Carry On」に所属しているYouTuberが、「手軽に調理ができる方法」「魚介レシピの公開」「高品質な魚も手に取りやすい価格帯での販売」等をYouTubeを通して発信し、魚介類を購入しない理由を解消できる取り組みを行っています。
4.1 「Carry On」が一次産業を盛り上げるために行っている主な取り組み
YouTubeでの発信で「調理が大変」のイメージを解消!
- 手軽に調理ができる方法、魚介レシピの公開
- 手に取りやすい価格帯での魚介類の販売
環境にもやさしい食材の販売
- ガンガゼウニで環境保全
- 未利用魚の活用で食品ロスの防止
- 66トンのオオズワイガニを救出!
4.2 水産物の消費量増加を目指して
水産資源は、本来持続可能な資源であり、日本では適切に水産資源を管理しています。
そのため、魚を選択して食べることは、サステナブルな消費行動に繋がります。
Carry Onでは、サステナブルな取り組みをはじめ、環境保全や、食品ロスの防止への取り組みをYouTuberを起用して積極的に行い、水産消費量の増加に繋がる取り組みを目指されています。