2. 4つの府県の「在留外国人の数」を比較すると…
出入国在留管理庁が公表している「令和6年6月末現在における在留外国人数について」によると、日本で二番目に在留外国人が多い都道府県は、愛知県です。気になる在留外国人数は、32万1041人となっています。
愛知県の在留外国人の数は増加傾向にあり、2023年12月末と比較して1万196人の増加。国籍別に見てみると、ブラジル、ベトナム、中国、フィリピンの順で多くなっています。
愛知県に在留外国人が多い理由については、賃金の高さ、外国人雇用に積極的な企業の多さ、生活環境の良さなどがあげられます。
愛知県に次いで在留外国人数が多いのは、大阪府の31万7421人。次いで神奈川県の28万20人、埼玉県の24万9327人でした。
ちなみに在留外国人数が最も多いのは東京都の70万1955人で、全国には358万8956人の在留外国人が暮らしています。
3. 愛知県の県内総生産は名目43兆831億円
ここからは日本で二番目に在留外国人が多い愛知県について紹介します。
日本列島のほぼ中央に位置する愛知県。岐阜県、三重県、長野県、静岡県に隣接しており、面積は5173.21平方キロメートルとなっています。
県内には38の市と14の町、2の村があり、県の人口TOP3の都市は以下の通りです(出所:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」/2024年1月1日時点)。
- 名古屋市 229万7745人
- 豊田市 41万6383人
- 岡崎市 38万3915人
経済面を見てみると、2022年度の県内総生産は名目43兆831億円。一人当たりの県民所得は381万9000円でした。
いかがでしょうか。今回は日本で二番目に在留外国人が多い都道府県について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2025年2月19日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 出入国在留管理庁「令和6年6月末現在における在留外国人数について」
- 愛知県「愛知県内の市町村における外国人住民数の状況(2024年6月末現在)」
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 愛知県「愛知県の県民経済計算(2022年度)」
小野田 裕太