3月に入り、もうすぐ新年度がはじまります。
この春、お子さんが進学や就職というご家庭もあるでしょう。
子どもが進学すると働きはじめたり、働く時間を増やしたりして家庭の収入が増える場合もありますよね。また、お子さんが就職して巣立てば、養育費や教育費がかからなくなり基本的には月の支出が減ります。
家計の収支が変動しやすいこの時期だからこそ、生活費や貯蓄を見直したいところ。
近年は新NISAも話題ですが、「資産運用に関心はあるけど、今からでは遅いのでは?」「毎月いくら積み立てれば良い?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は、50歳代から新NISAで積立投資を始めた場合、65歳までにどれくらいの老後資金を積み立てられるのかを年利1~5%でシミュレーションしていきます。
老後に向けた資産運用を検討している人は参考にしてください。
1. 【新NISAの仕組み】メリットは?
まずは新NISA制度について確認しましょう。
NISA制度とは、通常運用益に対して原則20.315%かかる税金が非課税となる制度です。
2014年から開始したNISAですが、制度が改正され、2024年度から新NISAとなりました。