4. まとめにかえて
今回は、新NISAについてまとめていきました。
通常、投資で得た利益に20.315%の税金がかかりますが、新NISAの活用により非課税になります。
ただし、資産運用は利益が期待できるだけでなく、世界情勢や市場の動向などにより価格変動リスクが伴います。
将来に向けて少しずつ資金を準備していきたいと考えている方は、金融商品ごとの特徴やご自身のリスク許容度を確認したうえで、家計の状況やライフスタイルに合った方法で新NISAの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
5. ご参考】年金に関する疑問や不安を解消!よくある質問を解説
「年金って難しそう…」と感じている人は、多いのではないでしょうか。でも、基本のポイントを押さえると、意外とシンプルなのです。ここでは、年金についてよくある疑問について、わかりやすくお答えしていきます。
5.1 年金の仕組みってどうなってるの?
まず、日本の公的年金は「2階建て」構造です。下の階が「国民年金」、その上に「厚生年金」があるイメージです。
国民年金
国民年金は、20歳から60歳未満の全員が加入対象。特に自営業やフリーランスの方がメインです。
毎月決まった金額を支払います。いわば、年金の基礎部分です。
厚生年金
厚生年金は、会社員や公務員の方が加入対象です。こちらは収入に応じて保険料が変わるので、もらえる年金額も収入の影響が大きくなってきます。
そのため、個人差が出やすくなっています。