4. 2023年の「筆記・絵画用具」の家計消費支出は1131円

絵画は、観賞するだけでなく、趣味などで、だれでも楽しむことができます。

そのためには、筆記具や、絵画用具の購入が必要になる場合があります。

総務省が毎年行っている「家計調査」の最新データによると、2023年の筆記・絵画用具の家計消費支出は前年比6.4%減の1131円となっています。

具体的な支出額を2014年より見ていきましょう。

4.1 「筆記・絵画用具」年間消費支出額の推移(出所:総務省「家計調査」2人以上の世帯)

  • 2014年:1227円
  • 2015年:1199円
  • 2016年:1242円
  • 2017年:1179円
  • 2018年:1206円
  • 2019年:1240円
  • 2020年:1203円
  • 2021年:1175円
  • 2022年:1206円
  • 2023年:1131円

いかがでしたでしょうか。

過去約10年を見ても、最新の「筆記・絵画用具」支出額が最も低くなっていることがわかります。
パソコンやタブレットを用いることが多くなり、紙に筆記用具や絵画用具を用いて何かを書いたり、描いたりすることが少なくなってきた現代。

手を動かして何かを書く・描く時間を、大切にしたいものですね。

参考資料

長島 迪子